「セルフサービス」の版間の差分

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今日においては、[[情報化社会|社会の情報化]]がレジのシステムを飛躍的に高機能化させ、商品に値札と共に・あるいは商品パッケージそのものに添付された[[バーコード]]([[JANコード]])の読み取りによって自動的に集計し、更には[[レシート]]やレジ内の[[ジャーナル (会計)|ジャーナル]]と呼ばれる記録に「何を何個売ったか」が残るようになっており、こういった情報は商品管理と顧客側が後から「何に対して幾ら支払ったか」が確認できるようになっており、これら高機能化したレジスターは広く普及している。
 
とはいえ、最終的に決済する時点で顧客は須らくレジを通らなければならないため、来店者が増え店内が混雑してくると必然的にレジ前には渋滞が発生し、顧客側にもストレスを与えることにも繋がる。こういった問題の単純な解決策は「レジを多く設置する」ことではあるが、単純にレジの設置スペースの問題から来客の集中する時間に合わせて従業員を増やす必要があるなど店舗の規模によっても限界があり、レジスターの装置側でもより効率よく素早く商品のバーコードを読み取るため、その機構にも改良が続けられており、更にはバーコードから[[ICタグ]]を導入して、かごの中の商品を一々取り出さなくても一括して読み取れるシステムも登場している。ただ現時点でICタグの単価の問題もあり、商品単価が低い商品には使い辛いなどのハードルも存在する。こういった問題にも絡んで、2000年代に入り日本でもバーコード読み取り端末を顧客が操作してレジでの対応をスムーズにさせるセルフスキャンニングレジスターが使用されるようになった。例えば予め会員登録した顧客に端末機を貸し出し、顧客がレジかごに商品を入れる際にバーコードを読み取るという方法である<ref>[http://ascii.jp/elem/000/000/043/43514/ 月刊アスキー2007年8月号記事『お客が自分で POS入力できる セルフショッピング』]</ref>。
 
===店側の準備===