「群発地震」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 6 件をウィキデータ上の d:q489523 に転記
Apple2000 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
3行目:
== 概要 ==
主に[[火山活動]]・[[プレート]]の移動([[マグマ]]の移動)が発生の要因である。[[噴火]]の直前はかなりの数の地震が起きる。群発地震に関しては、特に「[[本震]]」・「[[余震]]」といった区別はされない。
 
記録に残る代表的な群発地震としては、[[福島県]]沖の[[福島県東方沖地震]]・[[長野県]]の[[松代群発地震]]・[[静岡県]][[伊豆半島]]でたびたび発生する[[伊豆半島東方沖地震|伊豆半島東方沖群発地震]](最近では[[2009年]]末に発生)・[[2000年]]に発生した[[伊豆諸島北部群発地震]]が有名である。[[新潟県中越地震]]の余震活動では震度5以上の揺れが短時間で連続して発生したため、群発地震とみる専門家もいる。[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の[[前震]]も群発地震であったほか、余震活動でも福島県いわき市や茨城県日立市付近において震源が浅い群発地震活動が起こっている。
 
無感地震が多発するのみの場合もあれば、震度5や6クラスが立て続けに発生する場合もある。また、短期間で断続的に地震が発生し続けるため、[[船酔い]]のような感覚([[地震酔い]])や寝不足などになる人もおり、さらに強い揺れによる被害の増加などによって日常生活に多大な影響を及ぼす時もある。[[ノイローゼ]]にかかる人もいる。震源地周辺住民にとっては地震が日常茶飯事となり、地震の少ない地域の住民に比べ、発生時の行動は落ち着いているとも言える。
 
大きな規模の地震が発生した際に断続的に発生する余震は群発地震とは呼ばない。ただし、群発地震が大きな規模の地震の予兆現象になることはある。
 
日本で記録に残る代表的な群発地震としては、[[福島県]]沖の[[福島県東方沖地震]](1938年)・[[長野県]]の[[松代群発地震]](1965~1970年)・[[静岡県]][[伊豆半島]]でたびたび発生する[[伊豆半島東方沖地震|伊豆半島東方沖群発地震]](最近では[[2009年]]末に発生)・[[2000年]]に発生した[[伊豆諸島北部群発地震]]が有名である。[[新潟県中越地震]]の余震活動では震度5以上の揺れが短時間で連続して発生したため、群発地震とみる専門家もいる。2011年[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の[[前震]]も群発地震であったほか、余震活動でも福島県いわき市や茨城県日立市付近において震源が浅い群発地震活動が起こっている。
 
== 関連項目 ==
18行目:
 
<!-- == 参考文献 == -->
<!-- == 外部リンク == -->
* [http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec7.2.html 群発地震] [[防災科学技術研究所]]
 
{{Earthquake}}
{{DEFAULTSORT:くんはつししん}}