「傾き (数学)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
97行目:
 
== 微分係数 ==
[[File:Graph of sliding derivative line.gif|right|frame|各点における[[微分係数]]とは、その点における曲線の[[接線]]の傾きのことである。各点に対して図の直線は常に曲線(青)の接線を表し、その傾きとして微分係数が示される。接線は、微分係数が正のときは緑、負のときは赤、0 のときは黒で表されている。]]
[[曲線]]上の1点に対しても、そこで微分可能ならば、傾斜の具合を表す数値としての傾きが定義できる。
 
103行目:
:<math>m=\frac{\Delta y}{\Delta x}</math>
である。この2点間を狭めたときの ''m'' の[[極限]]が、そこを直線として近似した傾きと考えられる。これは[[接線]]の傾きであり、'''[[微分法|微分係数]]'''と呼ばれる。場所 ''x'' を変数とした
:<math>\frac{dy}{dx} =\lim_{\Delta x \to 0}\frac{\Delta y}{\Delta x}</math>
を、曲線の'''[[微分法|導関数]]'''と呼ぶ。