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{{Otheruses||その他|オレステス}}
[[画像:William-Adolphe Bouguereau (1825-1905) - The Remorse of Orestes (1862).jpg|thumb|right|250px|''The Remorse of Orestes'' - [[ウィリアム・アドルフ・ブグロー]] (1862)]]
'''オレステース'''(オレステス、Orestes, [[ギリシア語|希]]:{{lang-grc-short|el|'''Ὀρέστης''', ''Orestēs''}})は、[[ホメーロス]]の[[叙事詩]]『[[イーリアス]]』に登場する[[ギリシア]]軍の総大将[[アガメムノーン]]の息子で[[ミュケーナイ]]の王子である。[[長母音]]を省略して'''オレステス'''とも表記される。殺伐とした復讐譚『[[オレステイア]]』の主人公で、『イーリアス』をめぐる[[因果応報]]を精算する人物として描かれている。
 
子供の頃に母[[クリュタイムネーストラー]]とその情夫[[アイギストス]]によって父アガメムノーンを殺され、自身も命を狙われるが、姉[[エーレクトラー]]の手引きで脱出する。成長したオレステースは従兄弟の[[ピュラデース]]を伴い父の仇であるアイギストスを殺し、次いで息子に命乞いをする実母クリュタイムネストラーを手にかけた。しかしこの後、母殺しの罪によって[[エリーニュース|復讐の女神]]たちの呪いを受け狂人となってしまう。だが、太陽神[[アポローン]]の助けを借りたエーレクトラーによって正気を取り戻し、自分の犯した殺人の正否を問うため、アレオパゴスの丘で神々の裁判を受ける。神々の意見は二つに割れたが、アポローンと[[アテーナー]]がオレステースを弁護したため無罪となる。
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