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{{出典の明記|date=2013年1月}}
'''標準状態'''(ひょうじゅんじょうたい)とは、[[物理]]、[[化学]]や[[工学]]などの分野で、[[物理量]]のある[[状態]]の[[熱力学量]]を決めるときに基準とする[[温度]]と[[圧力]]の状態のことである。
気体の標準状態には'''SATP'''
; SATP(標準環境温度と圧力、{{en|standard ambient temperature and pressure}})
; STP(標準温度と圧力、{{en|standard temperature and pressure}})
: 温度 0 °C (273.15 K) 、気圧 1 bar (10<sup>5</sup> Pa) の状態
ただし[[1997年]]より前には、STPは次の定義であった。
: 温度 0 °C (273.15 K) 、''気圧 1 atm (101325 Pa)'' の状態
気体の標準状態としては、現在は主にSATPが使われる。SATPでは1 [[mol]]の[[理想気体]]の[[体積]]は24.8 [[リットル|L]]、STPでは22.7 L(1997年より前は 22.4 L)である。
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== 参考文献 ==
{{reflist}}
* {{cite|和書 |author=田中一義 |author2=田中庸裕 |title=物理化学 |publisher=丸善 |year=2010 |isbn=978-4-621-08302-4 |page=98}}
== 関連項目 ==
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