「唯物史観」の版間の差分

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'''唯物史観'''(ゆいぶつしかん)は、「唯物論的歴史観」の略であり、'''史的唯物論'''({{lang-de|Historischer Materialismus}})と同義である。[[19世紀]]に[[カール・マルクス]]の唱えた歴史観である。その内容は、人間社会にも自然と同様に客観的な法則が存在しており、無階級社会から階級社会へ、階級社会から無階級社会へと、生産力の発展に照応して生産関係が移行していくとする歴史発展観である。
 
[[ヘーゲル]][[哲学]]の[[弁証法]]([[矛盾]]から変化が起こる)を継承しており、人間社会の歴史に適用された[[唯物弁証法]]([[弁証法的唯物論]])とも言える(しかし、唯物史観弁証法的唯物論をそのまま適用したものではない、と述べるマルクス主義者もいる)。また[[ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ|フォイエルバッハ]]やフランス唯物論者たちから[[唯物論]]を継承している。
 
==唯物史観の定式==