「ATP合成酵素」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 27 件をウィキデータ上の d:q299093 に転記
RJANKA (会話 | 投稿記録)
56行目:
#[[蛍光顕微鏡]]でガラスの表面を観察する。
#アクチンフィラメントの回転がATPの[[加水分解]]によって引き起こされる現象が観察できる。
少々乱暴ながらも簡潔に説明すると、回転していると思われる部分に、回転方向と水平方向に顕微鏡で動画が観測できる大きさの細長い[[付箋]]を貼り付けて、その付箋が回転しているかどうかを観測したのである。この方法を用いると回転のみならず、アクチンの長さを変化させることによって発生トルクも測定することができる。この方法で測定したATP合成酵素は、生体内で毎秒100回転していることがわかった。また[[エネルギー変換効率]]は 100% 近く、これほど性能の良いATP利用系は生物体内ですら見つかっていない([[ミオシン]]は 20%、[[ダイニン]]は 50% 程度)。
 
== ATP合成ステップのモデル ==