「梁塵秘抄」の版間の差分

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==== 口伝集 巻第十 ====
撰者、後白河法皇の今様への関わり。いわば“今様バカ一代”としての後白河法皇の半生記である。10代の頃から今様を好み、昼夜問わず歌いまくり、歌の上手がいると聞けば召して聞き、歌いすぎで3度も喉をつぶしたという。その執心にはあきれるのを通り越して感動さえ覚える。まして、政治的には大変な時代であり、しかもその中心にいた後白河法皇その人の事績であると考えると、驚嘆せざるを得ない
 
==== 口伝集 巻第十一 から 巻第十四 ====
前述の通り、もとは別の書であったと考えられている。歌い方の心得や、音律や拍子などが記されているようであるが、一般人に内容(おそらくは専門家でも)読は難しい。巻十一は、『[[郢曲抄]]』とも称される。
 
== 校注文献 ==