「指揮棒」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
28行目:
==その他==
*場合によっては、指揮棒(タクト)を用いずに指揮することもある。指揮の動きが小さくなり腕が疲れやすくなる反面、発音の表情をより豊かに表現することが出来るとされる。[[レオポルド・ストコフスキー]]は「1本の棒より10本の指の方が優れた音色を引き出せる」と常時指揮棒を用いなかったことで有名である。[[ヘルベルト・フォン・カラヤン]]や[[ヴォルフガング・サヴァリッシュ]]は合唱音楽のときにのみ指揮棒を使わなかった。
*[[ジャン=バティスト・リュリ]]は1687年1月8日、ルイ14世の病からの快癒を祝して『テ・デウム』を指揮中に、誤って指揮杖で足を打ちできた膿瘍が原因で死亡している。
*[[レナード・バーンスタイン]]は演奏中に指揮棒をオケや聴衆に向かって飛ばした事がしばしばあった。
*[[ゲオルグ・ショルティ]]は、演奏中に指揮棒を額に突き刺し[[血液|血]]を流した事が時々あった。