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=== 野沢菜 ===
[[野沢菜]]は野沢温泉の名物、蕪菜の一種で長く伸びた茎と葉を漬物にして食べる。温泉街の北にある曹洞宗健命寺の住職が京都遊学の際に大阪にある四天王寺から持ち帰った[[天王寺蕪]]の種が元祖と言われていたが、種子表皮細胞ほかに対する遺伝的研究から、これは否定されている。
日本のカブは、西日本主流のアジア系(var. glabra)と、東日本の山間地に多く耐寒性に優れたヨーロッパ系(var. rapa)に大別されるが、天王寺蕪はアジア系であり、野沢菜はヨーロッパ系の特徴が強い。 現在野沢菜は、カブに由来する別の変種(var. hakabura:葉蕪)と考えられ、伝統野菜の漬け菜(稲扱菜、羽広菜、鳴沢菜、長禅寺菜)や紫蕪(諏訪紅蕪、細島蕪)は、いずれも近縁とみられる。
 
野沢菜の収穫期には、各家庭が交代で麻釜や共同浴場併設の洗濯湯を利用して、野沢菜を洗うことでも知られる。
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== 外部リンク ==
* [http://nozawakanko.jp/ 北信州野沢温泉 観光協会オフィシャルウェブサイト]