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葉を煎じた'''杜仲茶'''は、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされる(なお、葉は効能を謳わない限り食品扱い)。
 
日本国内では、[[1970年代]]に杜仲茶ブームが起こるが、すぐに下火に。その後、[[日立造船]]因島工場バイオ技術部(後に「日立造船バイオ」として分社化される)が[[1987年]]から缶・ペットボトル入りの杜仲茶の製造・販売を開始し、「カラダ、よろこぶ」のキャッチコピーなどで販売に努めた結果、[[1994年]]から翌[[1995年]]にかけてで大ブームを起こし再び脚光を浴びた。[[中華人民共和国|中国]]からの輸入品が多いが、国内でも[[広島県]][[尾道市]][[因島]]をはじめ[[長野県]][[伊那谷|伊那地方]]や[[秋田県]][[大仙市]]旧[[中仙町]]で栽培されている。[[2006年]]7月、テレビ番組で因島産の杜仲茶が特集されて三たびブームがおこり、因島杜仲茶は店頭やインターネットでも入手が非常に困難になるということもあった。なお、現在は日立造船バイオから[[2003年]]に杜仲茶事業の譲渡を受けた[[小林製薬]]が一部地域(のちに全国)で杜仲茶のテレビCMやプロモーションビデオを流していることもある。
また、因島でで生産されていた杜仲の葉は、事業譲渡された小林製薬の商品には利用されておらず、因島杜仲茶として販売されている。