「ケースワーク」の版間の差分

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#'''秘密保持''' (confidentiality)<br />クライエントの個人的情報・プライバシーは絶対に他方にもらしてはならない、とする考え方。いわゆる「個人情報保護」の原則。他方に漏れた情報が使われ方によってクライエントに害を成す可能性があるため。
 
これらは、利用者と援助者間の「信頼関係([[ラポール]])」を構築するための倫理と行動の原則として著されている。この信頼関係は「私的な個人間の関係」とは異なる「専門的な援助関係」であるとされている。バイステックはその信頼関係を「水路」に例えて説明しており、そのためには、上記の7つの原則が大切であると説明している。ただし、バイステックの『ケースワークの原則』を翻訳した尾崎新は、バイステックの7原則が現代のような人権意識や倫理観が磨かれていなかった古い時代に書かれたものであるという時代背景をよく理解した上で注意深く読む必要があることを述べている<ref>{{Cite book|和書|author=尾崎新|year=2006|chapter=訳者あとがき|title=ケースワークの原則-援助関係を形成する技法|edition=新訳改訂版|publisher=誠心書房|pages=230-231|isbn=9784414604047}})</ref>。なお、この「専門的な援助関係」を原則の1つと捉える学説があり、その学説を持っている研究者は「バイステックの8原則」と言っている<ref>四訂介護支援専門員基本テキスト3巻では、「8原則」として解説されている。</ref>。
 
=== 4つ(6つ)のP ===