「高尿酸血症」の版間の差分

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具体的数値としては、血中尿酸濃度が7mg/dLを超えると高尿酸血症とする。[[デオキシリボ核酸|DNA]]の合成に不可欠な物質である[[プリン体]]の産生過剰あるいは排泄低下がその原因である。
 
[[生活習慣病]]として誰にでも起こりうる。体が合成する尿酸は食物由来の尿酸より数倍多いとされ、肥満が決定的な危険因子となる。プリン体の多い[[煮干し]]や[[レバー (肝臓食材)|レバー]]、[[白子 (精巣)|白子]]などは長期にわたって大量に摂取すれば危険因子である。
 
[[グルコース]]が[[リン酸化]]されて[[グルコース-6-リン酸]]となって細胞内に一時的に留まりゆっくりと[[解糖]]されるのに対して、[[アルコール (食品)|アルコール]]や[[果糖]]の代謝にあたっては急速に解糖が進み[[乳酸]]の生成が急速に進み[[アシドーシス]]が進む場合があり<ref>高橋隆一[http://www.umin.ac.jp/fukusayou/adr123e.htm 高カロリー輸液施行中に認められるアシドーシス]</ref>、尿酸の排泄や析出に影響を与え、[[痛風]]を起こすきっかけとなることがある。果糖は果物を常識的な量で摂っている分には問題ないが、工業的に作られた果糖を清涼飲料水から大量に飲むと問題が発生する懸念が否定できない。