「送信機」の版間の差分

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; 陽極変調とその変種
: AMつまり[[振幅変調|AM]]送信機に多く用いられる方式。終段増幅素子([[トランジスタ]]、[[真空管]])に搬送波信号を入力し、その電源電圧に変調信号を重畳させることにより、搬送波の振幅を変化させることで変調出力を得る。真空管当時は[[アノード|プレート]](陽極)が使用されるので「プレート変調」と呼び習わされていた。変調せずに電鍵操作回路(開閉器)を用いて搬送波を断続させるだけで行なうのが[[電信]]
; 平衡変調
: [[振幅変調#抑圧搬送波単側波帯(SSB; Single Sideband)|SSB]]・[[振幅変調#抑圧搬送波両側波帯(DSB; Double Sideband)|DSB]]に用いられる方式。バランスト・モジュレーター(平衡変調器)と呼ばれる回路によって搬送波を信号波で変調するが、この場合は被変調波に搬送波は残らない。特に受信側で必要がある場合においては、変調信号に直流電圧を重ねて搬送波を送出する事も可能である。
; リアクタンス変調
: FMつまり[[周波数変調|FM]]に多く用いられる方式。[[発振回路]]に接続したリアクタンス回路(逆バイアスを印加した[[可変容量ダイオード]]など)の電極間容量を変化させて周波数を変調する。
; 電鍵操作回路
: モールス電信または自動式の電信装置において、搬送波の有無により情報を伝達する場合、搬送波を電気的に断続する回路開閉器が必要とされる(回路「閉」で搬送波発射、回路「開」で停止となる)。
; パルス変調回路
: 高周波パルスの幅、位置等を変化させることで搬送波に情報を乗せる回路。