「レスポンソリウム」の版間の差分

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英語ではレスポンソリー(responsory)、和訳では一般に「応唱」。
 
==概要==
独唱者(先唱者)と合唱からなり、独唱者に呼応する形で合唱が歌う歌い方で、名前はここに由来する。対応する曲種として[[アンティフォナ]]がある。
 
元々[[アンブロジアン聖歌]]に特有の歌い方であったが、[[グレゴリオ聖歌]]に取り込まれた。アンティフォナ同様歌詞は[[聖書]]から採られ、その中でも特に[[旧約聖書]]の[[詩篇]]からが多い
 
(詩篇から採られた聖歌を特に「[[詩篇唱]]」と言うが、これは詩の内容による分類で、アンティフォナ、レスポンソリウムの両方を含む)
アンティフォナ同様歌詞は[[聖書]]から採られるが、先唱者が聖書の一節を歌い、その後に続く節を合唱が答えるという形は、レクティオ(説教)の形が聖歌に拡大したものとも考えられる。
ミサ曲のグラドゥアーレ(昇階唱)やアレルヤ唱などもこの形である。
 
==関連項目==