「電力量」の版間の差分

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'''電力量'''(でんりょくりょう、electric(al) energy)は、[[電気回路]]において、ある経過時間に[[電流]]がする[[仕事 (物理学)|仕事]]の量のこと。[[電力]](electric power)と[[量を時間]]で微分したもの(単位時間あたり[[積]]電力量)を[[積算電力]]した総量して求められるいう。[[単位電力]]は、(electric power)を[[国際単位系時間]](SI)は[[ワット秒]](W・s)ま積分しは[[ジュール]](J)、より実用的には[[ワット時]](W・h)や[[キロワット時]](kWh)もの用いられ電力量である, と言っもよ
 
電力量は仕事の一種なので, 仕事の[[単位]](つまりエネルギーの単位)で表される。[[国際単位系]](SI)では[[ジュール]](J)である。ところが, 電力の単位(仕事率の単位)としてワットがよく用いられるために, 電力量の単位としてのジュールは, [[ワット秒]](W s)と呼ばれることが多い(1 Jと1 W sは同じである)。より実用的には[[ワット時]](W h)や[[キロワット時]](kW h)が用いられることが多い。
例えば、[[直流]]で電流 ''I'' が時間 ''t'' にした仕事(電力量)を ''W'' とすると、[[電圧]]を ''V'' 、電力を ''P'' とすれば、
 
例えば、[[直流]] (時間的に変化しない電流), 電流 ''I'' が時間 ''t'' にした仕事(電力量)を ''W'' とすると、[[電圧]]を ''V'' 、電力を ''P'' とすれば、
 
:<math>
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:<math>
WdW = P \cdot tdt = V \cdot I \cdot \cos \theta \cdot tdt
</math> [W・s]
 
となる(dtは微小な時間, dWはその間の電力量である)。交流において電力量と言った場合には、この'''有効電力量'''を指すことが多い。なお、'''無効電力量''' ''Q''・''t'' (var・s) は以下の式で求められる。
 
:<math>