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[[1926年]]3月16日にマサチューセッツ州オーバーンで最初の液体燃料ロケットを打ち上げた。その歴史的な出来事を彼は日記に簡潔に記入した。「液体推薬を使用するロケットの最初の飛行は昨日エフィーおばさんの農場で行われた」。“ネル”と名付けられたロケットは人間の腕くらいのサイズで、2.5秒間に41フィート上昇した。それは液体燃料推進の可能性を実証した重要な実験だった。
[[1929年]]に行われた実験の際、多くの野次馬が集まり、消防署に通報される騒ぎとなった。やってきた新聞記者に対してゴダー
[[第二次世界大戦]]が始まると、ゴダードは[[アメリカ合衆国海軍|アメリカ海軍]]のためにロケット工学の研究を行ったが、海軍はその研究の価値を理解できなかった。唯一の例外は[[艦載機]]を短距離の滑走で発艦させるための補助ロケットだった。大戦中にゴダードは喉頭癌を発病し、終戦間際の1945年8月に62歳で死去した。ゴダードが考案・発明した特許は214にのぼるが、ほとんどは彼の死後に与えられたものである。[[1960年]]に、合衆国政府はそのすべてをゴダード未亡人から100万ドルで買い取った。
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