「注意欠陥・多動性障害」の版間の差分

m
編集の要約なし
(+{{半保護}})
m
一般にADHDとして扱われるADDは、多動性が少ない不注意優勢型である場合が多い。子供では[[疾病及び関連保健問題の国際統計分類|ICD-10]]による'''多動性障害'''(たどうせいしょうがい、Hyperkinetic Disorders F90)の診断名が頻繁に適用される。学童期までの発症率は1 - 6%で男子の方が女子よりも高い<ref name="mugishima54">[[#麦島|麦島 (2006)]]、p.54</ref>。
しかし、女子の場合は多動が目立たない不注意優勢型に分類されることが多く、発見が遅れがちである。よって、認知される人数が少ないことが推測され、実際の発症率の男女差はもっと小さいとする説もある<ref>ダニエル・エイメン 「わかっているのにできない」脳 </ref>。
 
2013年5月29日、「ADHDの父」と呼ばれるレオン・アイゼンバーグ氏は亡くなる7カ月前のインタビューで「ADHDは作られた病気の典型的な例である」とドイツのDer Spiegel誌に発表していたことが明らかとなり、現在ADHDの存在事態が捏造であった可能性について精神医学でも論争が発生している。<ref></ref>
 
なお、[[DSM-IV]]の{{仮リンク|アレン・フランセス|en|Allen Frances}}編纂委員長は、DSM-IV発表以降、米国で注意欠陥障害が3倍に増加したことについて、「注意欠陥障害は過小評価されていると小児科医、小児精神科医、保護者、教師たちに思い込ませた製薬会社の力と、それまでは正常と考えられていた多くの子どもが注意欠陥障害と診断されたことによるものです」と指摘している。注意欠陥障害の最も正確な予測因子の一つは入学月である。日本では3月生まれの子どもがクラスで最年少になるが、最年少ゆえの落ち着かない行動などが異常と判断される。フランセスは、「米国では、一般的な個性であって病気と見なすべきではない子どもたちが、やたらに過剰診断され、過剰な薬物治療を受けているのです」と述べている。これは日本も同様である<ref>佐藤光展、精神医療ルネサンス「[http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66961 DSMの功罪 小児の障害が20倍!]」読売新聞の医療サイトyomiDr.(ヨミドクター)2012年10月24日</ref><ref>精神医学「[http://ej.islib.jp/ejournal/1405102246.html? DSM-5をめぐって─Dr. Allen Francesに聞く]」医学書院2012年8月(54巻8号)</ref>。
68

回編集