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'''アルベルト・ギュンター'''(Albert Karl Ludwig Gotthilf Günther または Albert Charles Lewis Gotthilf Günther、[[1830年]][[10月3日]] – [[1914年]][[2月1日]])はドイツ生まれの魚類、爬虫類両生類分野の[[動物学者]]である。イギリスの[[大英博物館]]で働いた。
 
[[ヴュルテンベルク]]のエスリンゲンに生まれた。ボンとベルリンで神学を学んだ後、テュービンゲンで医学を学んだ。1857年に大英博物館で魚類学者として働くようになり、ジョン・エドワード・グレーの後を継いで、ロンドン自然史博物館の動物学の学芸員となり、1895年まで働いた。8巻の魚類図鑑(1859年–1870年、Ray Society)を発刊した。爬虫類や両生類のコレクションも研究した。1864年に『動物学文献記録』(the Record of Zoological Literature)を創刊し、6年間編集を行った。『動物学文献記録』は現在も"[[:en:Zoological Record|Zoological Record]]"として[[:en:Thomson Reuters|トムソンロイター]]社からオンラインでも発行され続けており、2014年に創刊150周年を迎える<ref>{{harvnb|Thomsonreuters|2013}}</ref>。1874年にイギリスの国籍を得た。日本固有種の[[ミズラモグラ]]''Euroscaptor mizura'' ({{aut|[[G&uuml;nther]]}}, 1880)は、神奈川県横浜市産の標本に対して、1880年に新種記載されたものである<ref>{{harvnb|G&uuml;nther, A.|1880}}</ref>。
 
1867年に王立協会の会員に選ばれ、1875年から1876年まで副会長を務めた。動物学会の委員を40年間にわたって務めた。1877年に[[リンネ学会]]の会員に選ばれた<ref>Oxford Dictionary of National Biography 2004. Vol 24</ref><ref> Obituary Proc Roy Soc Lond 88B xi–xxvi.</ref>。1878年、王立協会から[[ロイヤル・メダル]]を受賞した。
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| author=Thomsonreuters
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