「無アクセント」の版間の差分

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[[京阪式アクセント]]や[[東京式アクセント]]などの有アクセントには、語と語を区別する弁別的機能がある。しかし、無アクセントでは弁別的機能を持たず、「橋」と「箸」、「型」と「肩」、「一語」と「苺」、「歯医者」と「廃車」など同拍同音語をアクセントで区別しない。また、[[一型式アクセント]]では文節のまとまりを示す統合的機能を持つが、無アクセントではこれもない。
 
語の前後関係から語彙判断することが求められるものの、特定のアクセント形式を持たないことが却って他アクセント話者と意思疎通がはかりやすいとされる。一方、無アクセント話者にとって有アクセントの習得はかなり困難であるとされる。また、有アクセント話者にとってはその違いから無アクセントが強く印象に残りやすいほか、有アクセント話者から無アクセントであることを指摘され初めて差異に気づくとされる。なお、無アクセント地域は決して不自然に発生したのではなく、元来は東京式あるいは京阪式であったものが曖昧化しアクセント知覚を失って新たに生まれたと考えられている。
 
[[テレビ]]や[[ラジオ]]などで無アクセントが特徴的な話者としては、[[あき竹城]](山形)、[[斎藤暁]](福島)、[[ガッツ石松]](栃木)、[[つぶやきシロー]](栃木)、[[U字工事]](栃木)、[[立松和平]](栃木)、[[高橋愛]](福井)、[[マギー司郎]](茨城)、[[磯山さやか]](茨城)、[[赤プル]](茨城)、[[松野明美]](熊本)、[[ヒロシ]](福岡・熊本)、[[蛭子能収]](長崎)、[[久保ミツロウ]](長崎)、[[米良美一]](宮崎)、[[鳥越俊太郎]](福岡)らを挙げることができる。
 
== 脚注 ==