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{{anotheruse|音楽のホモフォニー|詩学のホモフォニー|ホモフォニー (詩学)}}
 
'''ホモフォニー'''(英語:''homophony''、独語:''Homophonie'')とは、音楽用語で2声部以上が、同じ[[リズム]]で同時に動くことを表す。典型的な用例は[[賛美歌]]に見出される。ホモフォニーの[[テクスチュア]]については、[[ホモリズム]]という用語も使われる。ちなみに[[ポリフォニー]]は、いくつかの声部が独立したリズムで動くこと、[[モノフォニー]]は、声部がただ一つしかないことを指す。
'''ホモフォニー'''(英語:''homophony''、独語:''Homophonie'')とは、音楽用語で、同時に鳴る音がひとつでないにもかかわらず、旋律がひとつしかないことである。
 
対義語は[[ポリフォニー]]と[[モノフォニー]]である。[[ポリフォニー]]は、いくつかの声部が独立したリズムで動くこと、[[モノフォニー]]は、声部がただ一つしかないことを指す。
 
この語には状況に応じていくつかの意味がある。
 
==ホモリズム==
 
'''ホモフォニー'''(英主としてドイツ:''homophony''において独語:''Homophonie'')との語は、音楽用語で2声部以上が、同じ[[リズム]]で同時に動くことを表す。典型的な用例は[[賛美歌]]に見出される。ホモフォニーの[[テクスチュア]]については、[[ホモリズム]]という用語も使われる。ちなみに[[ポリフォニー]]は、いくつかの声部が独立したリズムで動くこと、[[モノフォニー]]は、声部がただ一つしかないことを指す
 
== 旋律優位のホモフォニー ==
 
この場合一般的には、最上声部が独立したリズムによる主旋律となり、他の声部がホモフォニックな[[和音]]伴奏となっている状態を指す。このような楽曲では、[[旋律]]対[[和声]]の関係が明確である。たいていの音楽、特に歌は、旋律主体のホモフォニーであると言っても差し支えない。
 
==フランス語のhomophonie==
 
参考までに、フランス語においては、homophonie(オモフォニ)とは、ユニゾンの音楽の意味で使われることが多い。この場合、[[モノフォニー]]とほとんど同義である。
 
== 参照 ==