「トマトソース」の版間の差分

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[[ファイル:Concasse de tomate2.JPG|thumb|250px|トマトソース]]
'''トマトソース'''は、[[イタリア料理]]及び[[洋食]]の基本となる[[ソース (調味料)|ソース]]の一つで、[[パスタ]]や[[ピザ]]などの食材にかけたり、[[ブイヨン]]などで薄めて[[スープ]]にするなど、幅広く使用される。[[イタリア語]]では、サルサ・ディ・ポモドーロ(salsa di pomodoro)もしくはサルサ・ポモドーロ(salsa pomodoro)と呼ばれる。生の[[トマト]]で作ったものはサルサ・ポモドーロ・フレスカ(salsa pomodoro fresca)となる。単純にパスタと合わせただけのものを、トマトパスタの代表として特にポモドリーノ(pomodorino)と呼ぶことが多い。
洋食では、特に[[コロッケ]]のソースとしての利用や、[[スパゲティ・ナポリタン]]や[[ロールキャベツ]]の味付けで多用される。作り方も、ベーコンや複数種の香味野菜、鶏ガラ・ブイヨンでコクを出す、小麦粉でとろみを付ける等、いくつか相違点が見られる。
 
== 日本における一般的な作り方(イタリア料理版) ==
# 冷たい鍋に、微塵切りにした[[ニンニク]](1片)と[[オリーブオイル]](大さじ2~3)を入れ、弱火にかけて香りを移す。
# 微塵切りにした[[タマネギ]](1/2個)を加え、焦がさないようにじっくり炒めて、甘みを引き出す。
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* タマネギを抜くと、[[イタリア]]本国で使用されているトマトソースに近くなる。
* トマトの[[酸味]]が気になる場合は、[[砂糖]]を少量入れると良い。
 
== 日本における一般的な作り方(洋食版) ==
# 大鍋で、薄切りの[[ニンニク]]を炒めて香りを出した後、みじん切りのベーコン、人参、[[セロリ]]、[[玉ねぎ]]を炒める。
# ぶつ切りの[[鶏ガラ]]を加えて更に炒め、小麦粉(基本は薄力粉だが、老舗では強力粉を利用する場合も)を振って更に炒める。
# 水(鶏ガラを使わない時はブイヨン)を加え、トマトの乱切り、トマトペースト、トマトピューレを加え、この際、好みで[[ローリエ]]や[[バジリコ]]を加える。
# 3時間以上、弱火で煮込んでとろみを出す。
# 最後に、[[トマトケチャップ]]や[[バルサミコ酢]]、砂糖、[[塩]]等で味を整えて完成。
 
== 応用したパスタソース ==
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* [[アンチョビ]]、[[ケッパー]]、[[ブラックオリーブ]]を加えると、[[プッタネスカ]]
* [[オレガノ]]を加えれば、[[マリナーラソース|マリナーラ]]
* [[洋食]]版は、ケチャップを加えてゆでたスパゲティを会えれば[[スパゲティ・ナポリタン]]になる。また、トマトピューレの代わりに利用されることも多い。オレガノを多めに加えれば[[ピザソース]]になる。
 
== 関連項目 ==