「ディーゼル微粒子捕集フィルター」の版間の差分

CRTに代表される方式で、フィルタに捕集しながら再生を行う理想的な方式。CRTなどは、電気など外部からのエネルギーの補填を必要としないので自己再生方式とも呼ぶ。ウォールフロー型のため、PMの低減率は概ね9割を超え比較的高く、酸化触媒の作用により[[一酸化炭素|CO]]、HCにも低減効果がある。
 
再生するためは、酸化触媒内の温度を二酸化窒素を生成するのに必要な250 - 300[[セルシウス度|℃]]程度に上昇維持させる必要があり、この温度維持のために排気ガスの熱エネルギーやポスト噴射(燃焼工程後の追加噴射)くは排気管内噴射により燃料を触媒内で燃焼させることによって得た熱を利用する。再生に使うポスト燃料噴射は多少の燃費の悪化を伴う上、ポスト噴射では燃料の一部がシリンダー壁に付着してエンジンオイルを希釈するという問題がある。そのため、オイル管理を適切に行う必要がある。
 
なお、再生可能な温度に達しないまま走行を続けるとフィルタが詰まり、さらにこの状態で高速走行あるいは高負荷運転を行うと溜まった粒子状物質が急激に燃焼、その燃焼熱でフィルターの耐熱温度(約600℃程度)を超えてしまいフィルタが溶損する。したがって、稼働のためには、酸化触媒とフィルタの温度制御が重要である。
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