「サスペンス」の版間の差分

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孤立した[[山荘]]や[[孤島]]に閉じ込められた人々が犯人がわからないまま次々殺害されていくような事態([[クローズド・サークル]])、犯人はわかっているがなかなか捕えられず、早く捕らえないと被害が及ぶような事態、捕らえられた登場人物がどこかから脱出を試みるもの(例: 映画『[[パニック・ルーム]]』)、何か恐ろしい物から逃げ続けるもの(例: テレビ映画『[[激突!]]』)などがサスペンスの例である。
 
[[ミステリー]]や[[推理小説]]と混同されがちだが、これらは推理を楽しむ物語のことである。すべてのサスペンスに必ずしも推理が伴うとは限らないし、全てのミステリーがサスペンスを利用しているわけでもない(例:[[東野圭吾]]「秘密」)。特に「[[日常の謎]]」系の作品ではサスペンスを強調しない場合が多い。逆に、[[アクション映画]]においては、謎解きの要素が乏しくても、サスペンスを強調する場合がある(例:映画『[[ランボー]]』、『[[クリフハンガー (映画)|クリフハンガー]]』、『[[DENGEKI]]』、『[[網走番外地 (東映)|網走番外地]]』など)。また、[[時代劇]]や[[昼メロ]]、[[戦争映画]]の一部作品などでも局面的にサスペンスの要素を持つ作品が存在する。
 
しかしながら、本来の意味から離れて両者が混同されることも多い。また、ホラーというジャンルは超能力(超常現象)が関わり、サスペンスは現実に基づいた人間の起こすもの、という分け方が本来の分類と言われている。