「楽器分類学」の版間の差分

→‎概要: OR ウィキペディアの自己参照は出典たりえないし、そもそも何を参照するのか不明。
(→‎概要: OR ウィキペディアの自己参照は出典たりえないし、そもそも何を参照するのか不明。)
[[西洋音楽]]あるいは[[オーケストラ]]では、伝統的に楽器を[[管楽器]]、[[弦楽器]]、[[打楽器]]に分け、さらに管楽器を[[木管楽器]]と[[金管楽器]]に分類することが行われている。しかし、管楽器の『管』は楽器の形態による分類であり、弦楽器の『弦』は音を出す振動体による分類であるし、打楽器の『打』は音を出す方法による分類である。木管/金管は楽器の材質による分類である。『[[鍵盤楽器]]』という分類もあるが、『鍵盤』は音を出すためのメカニズムに過ぎない。つまり、旧来の楽器分類法は一貫した分類基準に基づくものではないのである。
 
このため、たとえば[[ピアノ]]は『鍵盤』によって『弦』を『打』って音を出すのだから、鍵盤楽器であり弦楽器でもあり打楽器でもあるということになってしまう一方、[[オルゴール]]はどの分類にも該当しないことになる。今日の[[フルート]]はほとんどが金属で作られているにもかかわらず、『唇の振動を用いないから』という、材質とは関係の無い理由で木管楽器に分類されているが、金属でできているのに木管楽器では筋が通らない。さりとて金管楽器は英語では『[[:en:Brass instrument|Brass instrument]]([[真鍮]]製の楽器)』であるから、[[銀]]や[[金]]、[[洋銀]]などで作られているフルートは金管楽器に含めることもできないことになる。さらにフルートは、完全なキーシステム(鍵装置)を備えているのに、なぜか鍵盤楽器にも含まれないという
 
このように、旧来の楽器分類法は歴史的経緯から生まれたものなので、それなりの存在意義がないわけではないが、恣意的・非論理的であって、あらゆる楽器を体系的に分類する方法としては適していないのである。
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