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1300年代には[[王禎]]が'''[[木活字]]'''を作った。王禎は、韻書にそって字を選び、[[能書家]]に字を書かせ、それを板木に裏返しにのり付けし、工人に彫らせたと記録している<ref>カーター: 166-7。</ref>。木活字版はおもに仏典や学術書などの開版に使われた。木活字は欧州へも伝播した。
 
[[13世紀]]には朝鮮半島や日本へも金属活字や木版が伝わったとみられる。高麗では[[14031234年]]に青銅製の活字が作られ('''[[銅活字]]'''と呼ばれる)実用化したといわれている。[[高麗]]末の14世紀後半に印刷された[[直指心体要節]]が現存する世界最古の金属活字本であるといわれている。高麗に於いては発達せず、[[李氏朝鮮]]に至って本格化した。[[永楽 (明)|永楽]]元年([[1403年]])に[[李成桂]]の命により活字鋳造がはじめられた。この時の字は癸未活字という。その後数回の改刻を経たらしいが現存していない。
 
=== ヨーロッパ ===