Wikipedia

「尾上菊五郎 (初代)」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
編集の要約なし
23行目:
| 妻 =
| 子 =
| 当たり役 =<!--『鳴神』の雲之絶間姫-->
『[[仮名手本忠臣蔵]]』の大星由良助
}}
'''初代 尾上菊五郎'''（しょだい おのえ きくごろう、[[享保]]2年（〈[[1717年]]）〉 - [[天明]]3年[[12月29日 (旧暦)|12月29日]]（〈[[1784年]][[1月21日]]））〉）とは、江戸時代に活躍したの[[歌舞伎]]役者。[[屋号]]は[[音羽屋]]。、[[俳名]]に[[尾上梅幸|梅幸]]。幼名は竹太郎といった。▼
 
[[京都]]の都萬太夫座の[[芝居茶屋]]の[[出方]]音羽屋半平の子。初め[[女形|若女形]]の[[尾上左門]]の門下となり、尾上竹太郎と名乗る。[[享保]]15年（1730年）京都榊山四郎太郎座で[[尾上菊五郎]]を名乗って若衆方として初舞台。同20年（1735年）からは若女形として舞台に立つ。
▲'''初代 尾上菊五郎'''（しょだい おのえ きくごろう、[[享保]]2年（[[1717年]]） - [[天明]]3年[[12月29日 (旧暦)|12月29日]]（[[1784年]][[1月21日]]））は江戸時代に活躍した[[歌舞伎]]役者。[[屋号]]は[[音羽屋]]。[[俳名]]に[[尾上梅幸|梅幸]]。幼名は竹太郎といった。
 
[[京都]]の都萬太夫座の[[芝居茶屋]]の[[出方]]・音羽屋半平の子。初め[[女形|若女形]]の[[尾上左門]]の門下となり、[[享保]]15年 (1730) 京都榊山四郎太郎座で[[尾上菊五郎]]を名乗って若衆方で初舞台。同21年 (1736) に若女形となり、<!--『鳴神』で[[江戸]]から上ってきた[[市川團十郎 (2代目)|二代目市川海老蔵]]の鳴神上人の相方・雲之絶間姫をとつめて大当たりになる。-->その後[[寛保]]元年（1741年）、大坂で[[市川團十郎 (2代目)|二代目市川海老蔵]]と同座したのをきっかけに、翌年海老蔵と共に江戸に下り女形として売り出したが、[[宝暦]]2年 (1752) （1752年）には立役に転じた。しかし[[明和]]3年（1766年）、江戸堺町で営んでいた油屋からの出火により隣接する[[中村座]]と[[市村座]]の両座を焼失、これで「菊五郎油見世火事」と言われるほど反発を買って帰坂せざるを得なくなった。その後もは四年を経てふたたび江戸に下り大当りを取り、三都の舞台で活躍し、最後は大坂で没した。
 
当り役は『[[仮名手本忠臣蔵]]』の大星由良助。子に[[尾上菊五郎 (2代目)|二代目菊五郎]]がいる。<!--後妻の連子（父は[[大谷広次 (2代目)|二代目大谷廣次]]）の初代[[尾上丑之助]]が天明5年 (1785) に[[尾上菊五郎 (2代目)|二代目菊五郎]]を襲名したが、2年後に[[数え歳|数え]]十九で早世した。-->▼
明和3年 (1766) に江戸堺町で営んでいた油屋が出火し、隣接する[[中村座]]と[[市村座]]の両座を焼失、これで「菊五郎油見世火事」と言われるほど反発を買って帰坂せざるを得なくなった。
 
== 参考文献 ==
大坂で没。
*野島寿三郎編　『歌舞伎人名事典』（新訂増補）　日外アソシエーツ、2002年
 
他当たり役は『[[仮名手本忠臣蔵]]』の[[大石内蔵助|大星由良助]]。
 
▲後妻の連子（父は[[大谷広次 (2代目)|二代目大谷廣次]]）の初代[[尾上丑之助]]が天明5年 (1785) に[[尾上菊五郎 (2代目)|二代目菊五郎]]を襲名したが、2年後に[[数え歳|数え]]十九で早世した。
 
{{尾上菊五郎}}
45 ⟶ 43行目:
[[Category:1717年生]]
[[Category:1784年没]]
{{Actor-stub}}
「https://ja.wikipedia.org/wiki/尾上菊五郎_(初代)」から取得