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'''顧大嫂'''(こだいそう)は、中国の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』に出てくる登場人物。女性。[[梁山泊]]第百一位で、地陰星の生まれ変わり。渾名は'''母大虫'''(ぼだいちゅう)で、並の男二~三十人を相手にしてもひけをとらない女傑であることから雌の虎(「大虫」は虎の意)に喩えられたもの。夫は梁山泊第百位の[[孫新]]。夫婦で居酒屋を営んでおり、後先考えずに突っ走りがちな顧大嫂を孫新がよく抑えるという親密な夫婦である。
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==生涯==
孫新の兄・[[孫立]]の任地である登州の十里牌で夫の孫新とともに、居酒屋を営んでいた。孫立の妻の弟[[楽和]]から、顧大嫂の従弟である猟師[[解珍]]、[[解宝]]の兄弟が無実の罪で投獄されたことを聞き、楽和や登雲山の山賊の鄒淵・鄒潤兄弟、さらには孫立をも仲間に引き入れて、登州の牢獄から二人を救出した。孫立は登州軍の武官という己の立場ゆえに初めは協力を渋っていたが、顧大嫂は孫立に刀を突き付け、断るのなら死ぬまで戦うと脅して無理矢理承知させている。