「在来種」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2012-02}}
'''在来種'''(ざいらいしゅ、native species)とは、生物学(生態学)では、狭義には、ある地域の[[フロラ]]を古来構成していた種をさす。広義にはある地域で人間に保護されずに繁殖し続けている生物<ref>沼田真(編)(1995)生態学辞典 増補改訂版(築地書館) ISBN4-8067-2350-9 </ref>
。広義には、ある地域で人間の影響を受ける以前から繁殖し続けている生物。自生種、野生種(wild species)ともいう。[[外来種]](外来生物)、[[帰化植物]]の対語として用いられる。
 
一方、農業分野では、ある地域で伝統的に栽培され、遺伝子操作などの現代的な品種改良を行っていない作物を指すことがある。
 
==定義づけ==
在来種の定義は、基本的には生態学的な知見をもとになされるものの、在来と定義する地域の範囲([[国]]、[[自治区]]など特定の[[行政]]界、[[地理]]界等)、時間的範囲(史前、特定の時代、[[第二次世界大戦]]以降等)などの設定が一様にはできないため、対象となる外来種に定義付けがなされて初めて、対する存在として在来種も定義付けがなされることとなるが多い。[[独立]]や離散が繰り返されてきた世界各国では、国または地域の実情に合わせて定義づけがなされていことが多い
 
===日本===