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=== 東日本大震災を受けての動き ===
*[[2011年]](平成23年)[[3月11日]]に発生した[[東日本大震災]]で、甚大な津波被害が発生したことで世情や被災者の感情に最大限配慮する必要があったため、一時期テレビ・ラジオ等による放送を当面自粛せざるをえない状況となっていた<ref>なお、[[2004年]](平成16年)[[12月26日]]に発生した[[スマトラ島沖地震 (2004年)|スマトラ島沖地震]]で津波による被害が発生した直後の一時期「TSUNAMI」の放送を自粛する放送局もあった。</ref><ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110408-758356.html アンパンマンや三百六十五歩にリクエスト] - [[日刊スポーツ]] 2011年4月8日</ref><ref>[http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110411/enn1104111604016-n1.htm ラジオ局、放送できない?珍島物語、TSUNAMI、兄弟船…] [[ZAKZAK]] 2011.04.11</ref>。これについて元ジャーナリストの[[上杉隆]]は、[[エフエム東京|TOKYO FM]]『[[TIME LINE]]』[[2012年]]1月4日放送分において本作品を取り上げ、「どうしても伝えたい思い」として、「歌詞をじっくり聴きなおし、かけるべきだ」として「日本社会において、本作に触れることがいけないようなムードになっていた」と前置きし、「歌詞を見ると、これこそ3.11被災について最も必要な曲ではないか?」と考え、「犠牲になった、苦しんでいる方へのメッセージ、命を落とした人々からの[[2012年]]を迎えた私たちに対する、『忘れないでくれ』というメッセージがこもっているのではないか?」と彼なりの解釈を加え敢えてOAに踏み切った<ref>TOKYO FM 1月4日『[[TIME LINE]]』</ref>。
* リスナー投稿においてこのことを知らされた桑田は震災から1年が経過した[[2012年]][[3月10日]]放送のラジオ番組『[[桑田佳祐のやさしい夜遊び]]』の中で、上杉に深い感謝の意を伝えると共に「いつか(東日本大震災の)悲しみの記憶が薄れてこの曲を歌ってくれという声があれば、復興の象徴として歌える日がきたらいいと思っている」「空気を読んだわけはないが、被災された方や遺族の中にはファンもいたからこの曲を歌うモチベーションにはつながらなかった」と述べている<ref>[http://www.asahi.com/culture/update/0311/TKY201203110002.html 桑田佳祐さん「TSUNAMI、歌える日がきたら」] - 朝日新聞デジタル・2012年3月11日</ref>。
* 現在はテレビ・ラジオでも放送されている。