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'''『原初年代記』のログネダ'''
『原初年代記』に記され基づいた、ログネダに関する記述の生涯は以下のような内容ものである。
ログネダは父と共に[[ポロツク]]で暮らしていたが、キエフ大公。[[ヤロポルク1世980年]]と、[[ノヴゴロド公]]だった[[ウラジーミル1世]]が同時に求婚したが、ログネダは「奴隷の息子の履物を取るのはいやです」{{refnest|group="注"|ウラジーミルは鍵番（家政を司る役目をもつ者。身分としては奴隷身分とされた）のマルシャという娘の子であった<ref>『ロシア原初年代記』395頁-396頁</ref>。また、新婦が新郎の履物を脱がせることが、スラヴの婚姻の儀礼の一部に含まれていた<ref name="b">『ロシア原初年代記』401頁-402頁</ref>。なお、「 」内のログネダの言葉は、『ロシア原初年代記』88頁より引用した。}}とウラジーミルを評して求婚を拒絶し、キエフ大公[[ヤロポルク1世]]との結婚を望んだ。978年もしくは980年、求婚の拒否に対してウラジーミルはヴァリャーグ等と共にポロツクを侵略し、ログネダの2人の兄弟と父・ログヴォロドを殺した。さらに、[[キエフ]]を攻めてヤロポルク1世を殺し、キエフ大公となってログネダを強制的に妻とした。伝説では、この時にログネダはゴリスラヴァという名を授かったという<ref name="b"></ref>。ウラジーミルには多くの妻と妃がおり、ログネダは[[ルイベチ川]]の辺の街に置かれ、4人の息子と2人の娘が生まれた。[[988年]]には、ログネダの子イジャスラフがポロツクに配置されている<ref>『ロシア原初年代記』134頁</ref>。ログネダはおそらくイジャスラヴリ（現[[ベラルーシ]]のザスラーウア[[:en:Zaslawye|(en)]]。）で、1000年ごろ死去した<ref>『ロシア原初年代記』143頁</ref>。
'''物語のログネダ'''
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