「座布団の舞」の版間の差分

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{{暫定記事名|date=2009年5月}}
{{出典の明記|date=2011年10月}}
'''座布団の舞'''(ざぶとんのまい)とは、[[大相撲]]の取り組みにおいて[[横綱]]が格下の[[力士]]に負けた時に、観客が土俵に向かって自らの[[座布団]]を投げる行為のことである。
 
以前は[[平幕]]力士が横綱に勝って[[金星 (相撲)|金星]]となった時のみであったが、最近は後に[[三役]]級([[小結]]、[[関脇]]、[[大関]])の力士が横綱を破った時であっても投げられる場合が多いもある。例外として、横綱同士のとき、また、横綱以外の力士でも、その力士の優勝が決まったときに投げられる場合、あるいは名勝負(三役級同士あるいは元三役対前頭との対戦も含まれる)と呼ばれる取組にも投げられる場合、[[物言い]]が付いている最中にも投げられることもある。
 
==歴史==
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*[[1986年]][[東京]]・[[両国国技館]]で開催された[[世界ボクシング評議会|WBC]][[世界]][[ジュニアウェルター級]][[タイトルマッチ]]、[[チャンピオン]] [[レネ・アルレドンド]]-挑戦者 [[浜田剛史]]で、浜田が1[[ラウンド]][[KO]]勝で世界王座を獲得した時にも、座布団が舞った。
* [[G1 CLIMAX]]…同じく[[両国国技館]]で開催される[[新日本プロレス]]の夏季トーナメント大会。第一回大会で[[蝶野正洋]]が優勝した際、大量の座布団が投げ込まれた。以降の大会では座布団の使用が禁止された。
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]『[[森田一義アワー 笑っていいとも!]]の企画でレギュラーメンバーがチャレンジに成功すれば観客に商品が貰える企画があり、失敗した場合は、レギュラーメンバーに向かって座布団風の物を投げつける企画があった。
 
==注意事項==
当たり前のことであるが、本場所中において館内で座布団を投げる行為は'''「基本的には行ってはならない行為」'''である。座布団は1kg近い重量があり、投げられた座布団が他の客や土俵上の力士・行司、土俵付近にいる呼び出し・審判員の親方に当たって怪我をする恐れがあるほか、館内上部の照明機材等に当たると大事故になる可能性もあるため、館内放送でも'''「危険ですから座布団をお投げにならないようお願いいたします」'''と注意が流される。これは取り組みの間に随時流れる館内放送でも'''「座布団や物は投げないでください。座布団や物を投げて怪我をされた方がいらっしゃいますので絶対に投げないでください」'''と他の館内における注意事項([[地震]]発生時の行動や[[禁煙]]、館内飲食など)とともに説明している。しかし、伝統として受け継がれてきたためか全くと言っていいほど守られる様子はなかった。[[旭道山和泰]]、[[千代大海龍二]]がまだ現役だった時、上位力士を下して懸賞金を受け取る作法をしている際に直撃した例などがある。
 
== 現実 ==