「上下」の版間の差分

=== 遺伝子転写における上下 ===
[[遺伝子]]では、遺伝子[[転写]]が起きる際の遺伝子上の転写開始点を基準とし、転写が進んで行く方向を下流、その逆側を上流と呼ぶ。例えば、「[[アミラーゼ]]遺伝子上流領域の塩基配列を決定し、その制御機構を解明する」のように用いる。ちなみに、アミラーゼほか[[たんぱく質]]([[酵素]]など)をその下流域にコードする遺伝子の上流域には当該コードタンパクの発現強度を左右する[[転写制御因子]]が存在すると考えられており、これをコントロールすることが種々の[[疾患]]ほか[[形質]]の制御に繋がるものと考えられている。
 
=== 数学における上 ===
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{{lang-en|on}}の訳語として、例えば実数'''R'''の上の演算は'''R'''から'''R'''への演算であることを示す。
 
=== 交通網における上下 ===
交通網では、[[首都]]に向かう方向を''上り''(のぼり)、首都と逆の方向に向かう方向を''下り''(くだり)という。現在の[[日本]]においては、[[東京都|東京]]が首都なので、鉄道や道路の「上り」は、東京方面を指すことになる。[[本州]][[日本海]]側では、[[道路元標]]は[[新潟市]]だが、「上り」という時は[[長岡市|長岡]]方面を指す(JRの鉄道網である[[弥彦線]]を除く)。これは、[[鶴岡市|鶴岡]]方面から東京に向かう時、[[富山市|富山]]方面から東京・新潟方面に向かう時、長岡で衝かるためである。
 
古代から近世の令制国時代では交通網の上下から転じて、概ね[[京都市|京]]から見て遠い側を下方、京に近い側を上方と称していたが、現在では「上京」とは地方から東京に行くことを指す。
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