「フレスコ」の版間の差分

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しまあじ (会話 | 投稿記録)
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===乾式法===
; フレスコ・セッコ (Fresco Secco)
: 「乾いたフレスコ」の意味。ア・セッコ (a Secco) とも。乾燥した漆喰の上に描く。漆喰は顔料の定着に寄与しないため媒材が必要となる。媒材として用いられるのは卵、兎膠、石灰カゼイン、現代ではアクリリックなど。壁の上に描くテンペラとも言える。ブオン・フレスコに比べ、発色や耐久性は劣る。[[ジョット・ディ・ボンドーネ|ジョット]]以前はむしろこの技法が主流であった。ブオン・フレスコによって描かれた壁画の大半も、アルカリによって変色する顔料の使用、塗り継ぎ部分の色合わせなどで部分的にフレスコ・セッコが用いられている。
 
===半湿式法===