「ボスキャラクター」の版間の差分

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:1度目の戦いではまともに倒すことができず、2度目以降の戦いで倒すことができる存在。特定のアイテムを入手したり、特定の能力を上げたりするか、特定の時間を迎えることによって倒せるようになる<ref>アイテムや時間では、『[[ハイドライド|ハイドライドII]]』の「イビルクリスタル」、特定のカードで倒した場合のみエンディングになる『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR]]』の「闇マリク」、特定の時間は月齢が新月の時のみ倒せる『[[真・女神転生II]]』の「魔王 ヘカーテ」など。</ref>。また、戦闘中特定条件で相手を降参させたりするため、まともに戦えば倒せないように設定されているボスも存在する<ref>ものまねするだけで簡単に降参する『[[ファイナルファンタジーV]]』の「ものまねしゴゴ」、体力回復のために食べた[[バナナ]]の皮でのみ攻撃が効く『ぷろすちゅーでんとG』の暗黒鳳凰団の首領の乗る巨大メカなど。また、倒せない訳ではなく、普通に戦闘できないわけでもないが、『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』の「[[レシラム]]」、「[[ゼクロム]]」も基本的には攻略法がイベント化している例であり、倒してしまっても無限に復活(話しかける所からやり直し)し、逃げてもその場に居座り続け、ゲットしない限りストーリーが進まないようになっている(極めて特殊な条件を満たした場合のみ、ゲットしなくてもストーリーは進行し、エンディング後の好きなタイミングでゲットするチャンスが訪れる)。</ref>。
 
なお、「倒せないボス」と見せかけて、キャラクターの成長度やプレイヤーの技術次第では通常の手段で倒せるように設定されているケースも存在する。<ref>『[[FRONT MISSION|FRONT MISSION1ST]]』OCU編ドリスコルなど。ストーリーを通して5回戦闘するが、MISSION 1、5、23ではステージクリアの条件としてドリスコルを倒すことは必須ではない。またドリスコルを倒すことが不可能であるのはMISSION 1のみだが、DS版2周目以降であれば可能である。</ref>この場合、倒したときに隠されたイベント等が現れるものもある<ref>『[[クロノ・トリガー]]』の「[[ラヴォス]]」や[[テイルズ オブ シリーズ]](PS版『デスティニー』のリオン、『シンフォニア』のクラトス、『アビス』のアッシュなど)。『[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ (コンピューターゲーム)|遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶]]』の「ヘイシーン」もこれに含まれる特例で、初回のプレイでは到底倒せない強さであるが、[[強くてニューゲーム|2周目以降]]であれば倒すことも難しくない。ただし倒しても専用のセリフの後同じ対戦が繰り返される。</ref>。ただ、本来のシナリオからは逸脱した行為であり、ゲームオーバー扱いであったり負けた扱いとなることもある。また、『[[魔界塔士Sa・Ga]]』の「すざく」は、最初は倒せない存在として登場し、通常の攻撃方法で倒すことは(常識外の方法や難易度を度外視した場合は)可能ではあるが、戦闘に勝ってもその後に何事もなかったかのように何度でも登場するため、倒した扱いにはならない(ただし、このボスを本当の意味で倒すために必要なアイテムを手に入れるまでは、戦闘から逃げることが可能であるため、ゲームの進行には影響しない)。
 
この他、「とどめの一撃を刺して倒す」「相手のヒットポイントを0にする」という意味では、決して倒すことのできないボスキャラクターというものも存在する。この場合、物語の展開上やボスキャラクターの性格上・役割などの都合によって、完全にボスキャラクターを倒していない状態ながら戦闘が終了し事実上の勝利となることがある。例としては[[セガ・マークIII]]版『[[北斗の拳 (セガ・マークIII)|北斗の拳]]』の[[チャプター]]4のボスキャラクターの[[トキ (北斗の拳)|トキ]]が挙げられ、このゲームの場合、ボスキャラクターはプレイヤーの操作する[[ケンシロウ]]と、いわゆる[[対戦格闘ゲーム]]の形式で戦う<ref>なお、この作品は「対戦格闘ゲーム」というジャンルが隆盛する以前の作品である。</ref>が、トキのキャラクターとしての性格上、ヒットポイントを消耗させ尽くしてHPゲージを僅かに残した状態で、ケンシロウ共々立ったままの状態で「トキは柔の拳をケンシロウに伝えた」としてステージクリアになる。