「象形」の版間の差分
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[[甲骨文字]]を見ると、そのほとんどが象形で作られており、歴史的に漢字の原型は象形文字にあると言える。
象形文字は物の姿形をかたどって作られた文字なので、これをさらに分解して分析することは可能ではあるが、字源分析の上ではあまり意味がない。たとえば、象形文字である「馬」の下の四点は四肢を表すが、「馬」を四肢、胴体、頭部などに分解して考えることはあまり意味がない。そのため、『[[説文解字]]』では、象形文字は漢字を構成する基本的な要素であるとして[[部首]]になっている。現在一般に使用されている『[[康熙字典]]』の部首では「象」や「兔」(うさぎ)など、部首とされない象形文字も多いが、「[[龍部|龍]]」「[[龜部|龜]]」(かめ)「[[鼠部|鼠]]」(ねずみ)など、画数の多い部首は、ほとんどが象形文字である。
==関連項目==
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