「ネレイド (衛星)」の版間の差分

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| 色 = 衛星
| 和名 = ネレイド
| 英名 = [[:en:Nereid (moon)|Nereid]]
| 画像ファイル = [[Image:Nereid-Voyager2.jpg|center|200px]]
| 画像サイズ =
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| 平均直径 =
| 軌道長半径 = 5,513,400 [[キロメートル|km]]
| 近日点距離 = 1,353,600 [[キロメートル|km]]
| 遠日点距離 = 9,623,700 [[キロメートル|km]]
| 離心率 = 0.7512
| 公転周期 = 360.1362 日
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}}
 
'''ネレイド'''((Nereid, Neptune II Nereid)は、[[海王星]]の第2[[衛星]]。
 
[[ジェラルド・カイパー]]によって発見された。名前は[[ギリシア神話]]の海の精[[ネレイデス]]に由来する。海王星の衛星の中では[[トリトン (衛星)|トリトン]]、[[プロテウス (衛星)|プロテウス]]に続いて3番目に大きい。
 
[[太陽系]]の軌道が既知の衛星で最も[[離心率]]が高く(非衛星では[[セドナ]] (e=0.86) の例がある)、非常に細長い[[楕円軌道]]をもつ。この特徴的な軌道のため、[[小惑星]]もしくは[[エッジワース=カイパー・ベルト天体]]が海王星の重力に捉えられたものと考えられている。また、公転周期はほぼ1年である。
 
自転周期は0.48日と計測されているが、この周期は観測するごとに、誤差の範囲を超えて違う値を示す。これは、ネレイドが[[歳差運動]]で自転周期が変化しているか、あるいは不規則回転をしている可能性を示している。不規則回転している天体の例では、[[土星]]の[[衛星]][[ヒペリオン (衛星)|ヒペリオン]]がある。
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[[1989年]]に[[ボイジャー2号]]が海王星に接近した際に撮影されたが、距離があまりに離れていたために詳細な映像は得られなかった。
 
ネレイドの色は、可視光では灰色である。 より外側を公転する衛星[[ハリメデ (衛星)|ハリメデ]]は色が似ており、ネレイドの破片ではないかとも考えられている。
 
{{海王星の衛星}}
 
{{デフォルトソート:ねれいと}}
[[Category:海王星の衛星]]