「専門職大学院」の版間の差分

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専門職大学院であって、[[法曹]]に必要な学識及び能力を培うことを目的とするものは、法科大学院と呼ばれる。法科大学院の課程の標準修業年限は、通常の専門職学位課程(専門職大学院の課程)と異なり、3年である。法科大学院の課程を修了するには、93単位以上の単位を修得しなければならない。
 
専門職大学院の課程を修了すると授与される学位は、[[専門職学位]]とされ、法科大学院の課程を修了すると「法務博士(専門職)」の学位が、その他の専門職大学院の課程を修了すると「○○修士(専門職)」(○○内は専攻分野)の学位が授与される。法科大学院の課程を修了して授与される専門職学位は、呼称上は[[アメリカ合衆国]]の[[ロー・スクール (アメリカ合衆国)|ロー・スクール]]にならいのJuris Doctor( J.D.)の日本語訳を採用したため、「博士」の名称を含んだものとなっている。もっとも、法科大学院の課程を修了して研究者を志望する者は、現在の制度では博士後期課程に進学することから、この場面際などでは[[修士]]の水準のもの同等にして扱われることになる。
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{{要出典範囲|日本私立大学連盟職員の話では「[[就職氷河期]]で大学生の就職率が下がり、卒業後の[[専門学校]]進学者が増えたため、専門職大学院が創設された。」と述べている。}}