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「京都市西京極総合運動公園野球場」の版間の差分

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{{Pathnav|京都市西京極総合運動公園|frame=1}}
{{野球場情報ボックス
| スタジアム名称 = 京都市西京極総合運動公園野球場{{PAGENAME}}<br />（わかさスタジアム京都）
| 愛称 = Wakasa Stadium Kyoto
| 画像 = [[ファイル:Nishikyogoku_nighterNishikyogoku baseball stadium130727-01.jpgJPG|300px|西京極{{PAGENAME}}（第95回全国高等学校野球場（2005年5月4日当時、[[JABA選手権京都大会]]・決勝戦、[[大阪ガス硬式野球部|大阪ガス]]対[[NTT西日本硬式野球部|NTT西日本]]）]]
| 所在地 = [[京都府]][[京都市]][[右京区]]西京極新明町29（西京極総合運動公園内）
| 起工 =
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| 照明 = 照明塔：6基、最大照度：投捕間2120Lx、内野1650Lx、外野1088Lx
| 設計者 =
| 使用チーム、大会 = [[JABA京都大会]]（毎年[[ゴールデンウィーク]]に開催）、<br>[[全国高等学校野球選手権京都大会]]、<br>[[関西学生野球連盟]]、<br>[[関西六大学野球連盟]]、<br>[[京滋大学野球連盟]]、<br>[[都市対抗野球大会]]京都府予選、京滋奈予選、<br>[[社会人野球日本選手権大会]]（2010年のみ　第1ステージ・関西大会）<br>[[ウエスト・フローラ|京都アストドリームス]]（2010年-2012年）
| 収容能力 = 20,000人（内野：－席、外野：－席）
| 規模 = <!--グラウンド面積： - m&sup2;-->両翼：100 m、中堅：117 m
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| 地図国コード = JP
}}
'''京都市西京極総合運動公園野球場{{PAGENAME}}'''（きょうとしにしきょうごくそうごううんどうこうえんやきゅうじょう）は、[[京都府]][[京都市]][[右京区]]の[[京都市西京極総合運動公園]]内にある[[野球場]]。施設は京都市が所有し、京都市体育協会が[[指定管理者]]として運営管理を行っている。
 
'''西京極野球場'''とも呼ばれる。施設は京都市が所有しなお、京都市体育協会が[[指定管理者下京区]]として運営管理に本社を行う。置くサプリメントメーカーの[[命名権わかさ生活|施設株式会社わかさ生活]]が[[命名権]]によを取得しており、呼称は[[2009年]]4月から「'''わかさスタジアム京都'''であ」の呼称を用いている（詳細は[[#命名権|後述]]）。
 
== 歴史 ==
{{出典の明記|date=2013年7月|section=1}}
[[昭和天皇]]の御成婚を記念し、[[1930年]]（[[昭和]]5年）に京都市内初の運動公園として整備が開始され、野球場は[[1932年]]（昭和7年）8月に完成。以来、[[高校野球]]、[[大学野球]]、[[社会人野球]]など[[アマチュア野球]]公式戦が開催されている他、[[プロ野球]]公式戦も数多く開催されている。両翼100mと当時の野球場としては広かったことから、両翼にはその後[[ラッキーゾーン]]が設置され、92mとされた。[[1965年]]（昭和40年）3月には[[ナイター]]設備が追加設置された。[[1988年]]（昭和63年）の[[第43回国民体育大会|京都国体]]開催に合わせて[[1987年]]（昭和62年）に改修され、ラッキーゾーンは撤去された。但し、[[日本女子プロ野球機構]]が[[2012年]]から当球場で行う開催に限り、両翼90mの箇所にラッキーゾーン（仮設ネット）を25年振りに設置した。<ref>参照　[http://www.girls-probaseball.jp/news/detail/id/471 日本女子プロ野球機構「日本女子プロ野球リーグ2012 前期日程・ルール発表（2012/3/12）]</ref>▼
東宮（[[昭和天皇]]）成婚奉祝記念として、[[1930年]]（[[昭和]]5年）に京都市内初の運動公園として整備が開始され、野球場は[[1932年]]（昭和7年）8月に完成。以来、[[高校野球]]、[[大学野球]]、[[社会人野球]]など[[アマチュア野球]]公式戦が開催されている他、[[プロ野球]]公式戦も数多く開催されている。
 
▲[[昭和天皇]]の御成婚を記念し、[[1930年]]（[[昭和]]5年）に京都市内初の運動公園として整備が開始され、野球場は[[1932年]]（昭和7年）8月に完成。以来、[[高校野球]]、[[大学野球]]、[[社会人野球]]など[[アマチュア野球]]公式戦が開催されている他、[[プロ野球]]公式戦も数多く開催されている。両翼100mと当時の野球場としては広かったことから、両翼にはその後[[ラッキーゾーン]]が設置され、92mとされた。[[1965年]]（昭和40年）3月には[[ナイター]]設備が追加設置された。[[1988年]]（昭和63年）の[[第43回国民体育大会|]]（京都国体、[[1988年]]（昭和63年））開催に合わせて[[1987年]]（昭和62年）に改修され、ラッキーゾーンは撤去された。但し、[[日本女子プロ野球機構]]が[[2012年]]から当球場で行う開催に限り、両翼90mの箇所にラッキーゾーン（仮設ネット）を25年振りに設置した。<ref>参照　[http://www.girls-probaseball.jp/news/detail/id/471 日本女子プロ野球機構「日本女子プロ野球リーグ2012 前期日程・ルール発表（2012/3/12）]</ref>
 
かつては[[松竹ロビンス]]（後に大洋ホエールズと合併・洋松ロビンズを経て、現・[[横浜DeNAベイスターズ]]）、[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]、[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]（共に現在のオリックス・バファローズ）が西京極球場を準本拠地と位置づけ、年間数試合公式戦を開催していた。この他[[1955年]]（昭和30年）には[[東京都]]に本拠があった[[大映ユニオンズ|大映スターズ]]も主催公式戦を行っている。
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[[1967年]]（昭和42年）10月、[[阪急電鉄]]沿線であることへの配慮から、当時年10試合前後の公式戦を準フランチャイズとして開催していた[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]は、[[北海道日本ハムファイターズ|東映フライヤーズ]]との試合を行い、日没[[コールドゲーム]]で敗れたものの、チームが[[1936年]]（昭和11年）に「大阪阪急野球協会」として創部して以来32年目でリーグ戦初優勝する。
 
同じ京[[阪神圏内に甲子園球場]]（兵庫県[[西宮市]]）を本拠地を置くとする[[阪神タイガース]]（現在の親会社は[[阪急阪神ホールディングス|阪急阪神HD]]）も、主に8月の[[全国高等学校野球選手権大会]]の本大会開催期間の間、本拠地である[[阪神甲子園球場]]が使用できないため、主催公式戦をこの西京極で開催していた。[[1988年]]（昭和63年）以降は[[神戸総合運動公園野球場]]（当時グリ現：ほっともっとフィーンスタジアムルド神戸）や[[阪急西宮スタジアム]]（現在は（2005年に解体）が使えるようになり、さらに[[1997年]]（[[平成]]9年）には[[大阪ドーム]]（現：京セラドーム大阪）が完成するなどしたため、西京極での公式戦は開催時期を4月から6月の間に移行し、年1試合の開催となった。
 
しかし、阪神は[[2005年]]（平成17年）までの11年間、この西京極では日程が組まれなかった[[1999年]]（平成11年）を除き、[[1998年]]と[[2002年]] - [[2004年]]の4シーズンで雨天中止に祟られた上、この中止を挟んで6連敗と負けが込んだことから、「西京極は阪神の[[鬼門]]」（甲子園から見て西京極が[[北東]]方向にあるため）などと取り上げる[[スポーツ新聞|スポーツ紙]]もあった程である。なお、[[2006年]]（平成18年）は阪神主催の公式戦は日程に組まれず、[[2007年]]（平成19年）以降は阪神主催試合は1軍戦はおろか2軍戦やオープン戦も開催されていない。また、コンサートイベント等もここ数年は行われていない。
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また稀ではあるが、かつては[[読売ジャイアンツ]]（巨人）がオープン戦を主催する事があった。
 
社会人野球では、毎年4月下旬から5月上旬にかけて[[JABA京都大会]]が開催される他、[[2010年]]（平成22年）は[[社会人野球日本選手権大会]]第1ステージ（関西大会）の会場に指定された。（本来は[[2011年]]も同様に行う予定だったが中止となり、[[2012年]]以後は[[大阪ドーム]]（京セラドーム大阪）1箇所だけで全日程を行うことが決まったため、当地での日本選手権開催はこの1回限りで終わりとなった）
 
前述の通り、2006年から2009年まではプロ公式戦が開催されていなかったが、スタンドが狭隘で収容人員が20,000人と少ない上、老朽化が進んでおり設備に不備な点が多いこともネックとなっている。また、古くからフェンス広告などの掲出を行っているが、その掲出数も年々減少し、[[関西電力]]や[[西日本電信電話|NTT西日本]]などの関西中心の大口インフラも含め、スコアボードに残っていた広告も消滅した。なお、現在のところ、外野フェンスを拡張する計画はない。一時期は[[わかさ生活]]の広告1社のみ<ref>掲出場所は1・3塁のベンチ上、バックネット裏、右中間にあるスコアボード下。</ref>が広告を提供したことがあった（[[2010年]]の時点で、全国の[[政令指定都市]]におけるフェンス広告が導入されない野球場は、現在は[[大宮公園球場]]、[[相模原球場]]、[[静岡草薙球場]]、わかさスタジアム京都、[[岡山県野球場]]の5球場であった）が、[[2011年]]（平成23年）夏頃より、地元企業（稀に隣の[[大阪府]]や[[大阪市]]、[[滋賀県]]に本社のある企業も含む）を中心に数社がフェンス看板を掲示するようになった。
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[[2009年]]（平成21年）12月から翌年3月末にかけて、総工費約2億6000万円の大規模改修を行い、改修後の[[2010年]]（平成20年）4月21日には[[1954年]]（昭和29年）の巨人対洋松ロビンス戦以来、56年ぶりとなる同球場での巨人の一軍公式戦（対[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]）が開催された（試合は4-2で巨人の勝利）。<ref>なお、この前日[[4月20日]]は京セラドーム大阪で行われているが、この2日間は関西で本来本拠とする2チームと巨人主催試合を合わせ各日3試合（甲子園で阪神対[[広島東洋カープ|広島]]、[[神戸総合運動公園野球場|神戸]]=20日、大阪=21日でオリックス対[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]）がまとめて開催される。14093人が入場する。<!--NOR : 、関西在住の巨人・横浜ファンは基より、かつて準本拠と位置づけられていた横浜の前身・松竹（洋松）ロビンズ時代を知るオールドファンも多数詰め掛けたといわれている。--></ref>
 
[[2010年]]（平成22年）には、[[日本女子プロ野球機構]]の発足により日本に女子プロ野球リーグが復活し、初年度より同リーグに属する[[ウエスト・フローラ|京都アストドリームス]]が本拠地と定めたため、本格的にプロ野球興行が復活する事となっていた。
 
[[2011年]]（平成23年）[[3月19日]]に、オリックス対広島の[[オープン戦]]が行われた（試合は8-0でオリックスの勝利）。
 
== 施設概要 ==
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* [[スコアボード]]：磁気反転式
* 収容人数：20,000人（内野：座席13,300人、外野：芝生席6,700人）
{{wide image|Nishikyogoku baseball stadium130727-03.jpg|1000px|バックネット裏席から撮影した{{PAGENAME}}のパノラマ（第95回[[全国高等学校野球選手権京都大会]]決勝終了後の表彰式）}}
 
== 命名権 ==
京都市は[[2008年]]（平成20年）[[11月21日]]、西京極総合運動公園内の3施設（陸上競技場、野球場、体育館）を対象に[[命名権|施設命名権]]（ネーミングライツ）を導入する意向を明らかにし、このうち野球場については年間契約額25002,500万円以上、契約期間5年以上、施設名称に「京都」もしくは「西京極」を付与することなどを条件）とする。応募した企業は京都市に本社を置き、ブルーベリーアイで名高いて[[健康食品命名権|施設命名権]]（ネーミングライツ）を募集。2009年3月16日、サプリメントメーカーの[[わかさ生活]]が{{PAGENAME}}のみで、命名称「わかさスタジアム京都」権を提案する年額2,500万円で取得した。審査委員会での承認を経て、[[契約期間は2009年]]（平成21年）44月1日から呼称を5年間で、命名権により「'''わかさスタジアム京都'''とす」の呼称を使用している<ref>[{{Cite pressrelease|url=http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshisogo/page/00000583470000059055.html 西|title=京極野球場都市初のネーミングライツ事業　西京極球場が「わかさスタジアム京都」に係る基本合意について] |publisher=京都市文化市民局 市民スポーツ振興室告知 |date=2009年4月13日。<!-3-NOr : 前年秋からの不況で企業業績が相次いで悪化する中（広告を元に戻すことなく）、応募があるか懸念する声があったこともあって、16|accessdate=2013-7->市は「厳しい経済状況の中でスポーツ振興に理解を頂けた。見通しが立ってよかった」とする。28}}</ref>。
 
== アクセス ==
{{Main|京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場#アクセス}}
 
== ギャラリー ==
<gallery>
Image:Nishikyogoku_nighter.jpg|ナイトゲーム開催時の{{PAGENAME}}（2005年5月4日当時、[[JABA京都大会]]・決勝戦、[[大阪ガス硬式野球部|大阪ガス]]対[[NTT西日本硬式野球部|NTT西日本]]）
Image:Nishikyogoku baseball stadium130727-02.JPG|{{PAGENAME}}のバックネット裏席（外野席から撮影）
</gallery>
 
== 公園内その他の施設 ==
== 交通 ==
* [[京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場]]
* [[阪急京都本線|阪急京都線]]・[[西京極駅]]から徒歩約5分
* [[京都市西京極総合運動公園補助競技場]]
** 西京極球場でプロ野球、もしくは[[京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場|西京極陸上競技場]]で[[日本プロサッカーリーグ]]（Jリーグ）の試合や[[全国高等学校駅伝競走大会]]が開催される際には梅田寄りの臨時改札口が開設される。
* [[京都市体育館|ハンナリーズアリーナ]]
* [[京都駅]]から[[京都市営バス]]「（73）五条通経由 洛西バスターミナル」行で「西京極運動公園前」下車後徒歩約5分
* [[京都アクアリーナ]]
ほか
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [http://raku.city.kyoto.jp/cgi-bin/wgr_sp/spFacilInfo?SystemKind=1&FacilNo=6&IndexCode=0&BeforeIndex0=3010200&BeforeIndex1=3010000&BeforeIndex2=3000000&BeforeIndex3=99999999&BeforeIndex4=0&BeforeIndex5=0&BeforeIndex6=0&BeforeIndex7=0&BeforeIndex8=0&BeforeIndex9=0&actionKind=0 京都市] - 西京極野球場
* [http://www.kyoto-sports.or.jp/ 京都市体育協会]
* [http://sports.wakasa.jp/ わかさスタジアム野球速報] - [[わかさ生活]]
* [http://www.jwbl.jp/stadium/ 日本女子プロ野球機構による球場紹介]
 
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