「でたらめヒーロー」の版間の差分

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== 用語 ==
;ドロップ
:本作のキーアイテム。トゥーマイを含んだ5色の[[飴玉]]で、舐めると10分間だけ身体能力が10倍に跳ね上がり、色ごとに五感が1つずつ強化される<ref group="注">ちなみに容器に残留した成分を水に溶して飲むなど、5色全部を何らかの形で摂取した場合は五感全てが強化される</ref>。
:なお、デザインは『[[パズル&ドラゴンズ|パズドラ]]』のパズルに登場する5種類の攻撃ドロップが元ネタになっており、赤ドロップは火属性ドロップ、緑ドロップは木属性ドロップ、青ドロップは水属性ドロップ、紫ドロップは闇属性ドロップ、黄ドロップは光属性ドロップのデザインに基づく。
:;赤
::'''視覚'''が強化される。銃弾など高速で動く物体を視認できる他、遠くの人物もはっきり見分けられる。
:;緑
::'''聴覚'''が強化される。どこから聞こえる音もしっかり判別できる。
:;青
::'''嗅覚'''が強化される。特定の人物の持ち物を嗅ぐ事で匂いを覚え、その人物を追跡できる。
:;紫
::'''触覚'''が強化される。痛みや痺れも強化されるが、目を閉じていても肌に感じる風の流れから相手の動きを察知できる。
:;黄
::'''味覚'''が強化される。食べた物の味がはっきり分かるだけでなく、それに使われている調味料を判別できる。服用している間に食べた物だけでなく、過去に食べた物に関しても分かる。
;トゥーマイ
:恭子がローゼン氏病の特効薬を開発している過程で偶然生み出した薬。服用すると10分間だけ身体能力が強化される黒木によると、薬品名「トゥーマイ」は「生命の希望」を意味する(第12話より)。
:黒木によって軍事転用の研究が始まり、戦争で使われる薬を作ることに耐えられなくなった恭子が薬をドロップに見せかけて研究室から持ち出し、北洋製薬から追われる中で自身の命の危険を感じたため、トゥーマイの入ったドロップ缶を大地に託した<ref group="注">その際、健太が中身を欲しがった場合は、彼にだけドロップを渡してもよいと大地に伝えていた。</ref>。黒木によると、薬品名のトゥーマイは「生命の希望」を意味する(第12話より)。5色あるトゥーマイを舐めることで、10分間だけ10倍の身体能力とそれぞれ異なった超人的な五感の力を発揮する('''視覚'''〈赤〉・'''聴覚'''〈緑〉・'''嗅覚'''〈青〉・'''触覚'''〈紫〉・'''味覚'''〈黄〉)<ref group="注">ちなみに容器に残留した成分を水に溶して飲むなど、5色全部を何らかの形で摂取した場合は五感全てが強化される</ref>。なお、このドロップは恭子が製造時に仕掛けたプロテクトの作用で健太と大地にしか効果を発揮しないが、服用を続けると、その副作用として倦怠感や胸の痛みに襲われる。黒木の策略でプロテクトが解除されたサンプルが芹沢によって開発されており、事件解決後は病院に搬送する途中で黒木からくすねた健太経由で芹沢の手に戻っている。開発経緯上、サンプルの存在自体がローゼン氏病の特効薬開発における重要なファクターであり、健太からサンプルを渡された芹沢は「特効薬開発が継続できる」と喜んだ。
;ゴーグルZ
:夏輝が作成したゴーグルZのファンサイトによると、ゴーグルZは13年前に山梨テレビで放送されていた特撮ヒーロー番組で、夏輝の父・輝彦が演じた初代ゴーグルZは地域の平和を守るため日夜名産品の紹介や、防犯活動に全力投球していた(第7話より)。決め技は「'''ゴーグルサンダー'''」。
:コンビニに押し入った桜木の人質となった夏輝を救出しに来た健太が修司の持っていたゴーグルZのコスプレを着用した姿を見て、夏輝が「ゴーグルZ'''2号'''」と命名。しかし健太は、この「2号」というネーミングに違和感があるらしく、自分から名乗る時は「ゴーグルZ・ナンバー2」と呼称している。最終的に健太が「ゴーグルZ2号は死亡した」というデマを流し、ゴーグルZ2号を引退した。
;ローゼン氏病
:作中で存在が語られる架空の病気。詳細は明かされていないが相当な難病らしく、この病気の存在が本作の物語開始の遠因の一つとなった。