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[[Image:Setta,japanese-leather-soled-sandals,japan.JPG|thumb|right|180px|雪駄(軽装履)]]
[[画像:Settanoura.jpeg|thumb|right|180px|雪駄の裏 踵部分に後金が付いている]]
'''雪駄'''、'''雪踏'''(せった)は、竹皮草履の裏面に皮を貼って防水機能を与え、皮底のカカト部分にプロテクター(後金)がついた[[履物]]([[草履]])の一種で、みにくく丈夫である。また、湿気を通しにくい。
 
一般的には履かれることは少なくなった[[下駄]]とは対照的に、軽装草履や軽装履は、現在の日本でも夏場の履物としてよく履かれている。
 
== 歴史 ==
 
諸説あるが、[[千利休]]が水を打った[[露地]]で履くためや、下駄では積雪時に歯の間に雪が詰まるため考案したとも、利休と交流のあった茶人[[丿貫]]の意匠によるものともいわれている。主に[[茶道|茶人]]や[[風流人]]が用いるものとされたが、現代では男性が[[着物]]を着る場合はほぼ雪駄が用いられる。
 
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80年代を生きた人(特にサーファー)は[[ビーチサンダル]]のことを「セッタ」と呼ぶこともある。
 
近年では、雪駄表を模した型押しビニール表に鼻緒を固定し、革や合成底を接着した、軽装草履や軽装履と呼ばれる履物(右画像の物など)が多く出回り、雪駄と呼ばれているが、これらは軽装草履や軽装履という物で、その造りは雪駄よりも[[ミュール|ヘップサンダル]]に近く、本来の雪駄とは全く別物で主にカジュアルな洋装にわせる履物として普及している。
 
 
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