「商標の普通名称化」の版間の差分

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=== 普通名称化した商標の例 ===
普通名称化した商標の代表例として、「[[ホッチキス]]」、「[[エスカレータ]]」、「[[正露丸]]」、「[[メカトロニクス]]」、「[[魔法瓶]]」、「[[ナイロン]]」、「[[ファミコン]]」等がある。
{{Main|普通名称化した商標一覧}}
 
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*[[機械工学]]と[[電子工学]]が融合した学問・技術分野を示す「メカトロニクス」は、[[1969年]]に[[安川電機]]の技術者・森徹郎によって発表された概念で、[[1972年]]に同社の登録商標として登録された。現在ではこのような学問分野を示す一般的名称となっている。
*保温性の高い容器のことを指す「魔法瓶」は、元々[[1911年]]に国産品第1号を開発した日本電球の商標だった。この会社が登録商標としなかったため、現在は一般名称となっている。[[日本工業規格|JIS]]の[[日本工業規格(日用品)の一覧|一覧]]にも、「規格番号『[[JIS S 2053]]』・名称『ステンレス鋼製まほうびん』」という区分がある。
*テレビゲームそのものあるいはテレビゲーム機そのもの(据え置き型ゲーム機)を指す代名詞として、特にテレビゲームへの関心や知識が乏しい年配者([[団塊の世代]]以上)によって用いられる。セガから発売された SG-1000 や SG-1000II 、セガ・マークIII 、エポック社のスーパーカセットビジョンなど、同時期の他社のゲーム機も同様に「ファミコン」と呼ばれ混同されたり、後にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStationでさえも「ソニーのファミコン」などと呼ばれることがあった。
 
==普通名称化の原因==