「鉄砲山古墳」の版間の差分

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また、周濠を含めた全長は163メートルと推定されている。
 
古墳群中3番目の大きさの前方後円墳である。従来二重で方形の堀を持っていると考えられていたが、[[2012年]]の発掘調査では墳丘西側の外堀のさらに外側から堀状施設が検出された。このことから全国でも希な三重の周堀を持つ可能性が指摘されている。また同年後円部南東側から横穴式石室の入り口を覆っているとみられる粘土塊が検出された<ref>「第46回 遺跡発掘調査報告会 発表要旨」34頁 埼玉県立さきたま史跡の博物館発行 2013年7月</ref>。[[二子山古墳 (埼玉県)|二子山古墳]]を80%に縮めた形をしている。名前は[[江戸時代]]に[[忍藩]]の砲術演習所があったことに由来する<ref>「ガイドブックさきたま」28頁 埼玉県立さきたま史跡の博物館発行 2010年11月</ref>。別名御風呂山古墳。築造時期は[[6世紀]]後半。
 
==副葬品==