「日本における自動車」の版間の差分

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** [[大衆車]]と呼ばれる、日本では中の下(北米では[[サブコンパクトカー]])のクラス。ヨーロッパの[[Cセグメント]]に相当。日本国内での使用を前提とすれば、日常の取り回しや使い勝手、燃費、居住性、高速走行や長時間走行をこなせる性能をバランス良く有する。
** かつては一般的なファミリーカーとして、[[トヨタ・カローラ]]をはじめとする各社の主軸車種がしのぎを削る主戦場であった。しかし、近年は日本の自動車のダウンサイジングが進んだことにより、市場の主流はすでに軽自動車やコンパクトカーに移り、ファミリーカーとしての役目はこのクラスから2000ccのミニバンが主流になっており、大衆車のユーザー層は高齢化しつつある。
** 以前は車幅が1.7m未満のものが大半であったが、近年では小型乗用車と普通乗用車の維持費の差がほとんどなくなったことや輸出を重視しことから、2000cc未満でも3ナンバー登録となる幅1.7m越えの車両が発売されている。
* 2000cc~2500ccクラス
** 日本では中の上(北米では[[コンパクトカー]])のクラス。ヨーロッパの[[Dセグメント]]に相当。
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** 富裕層が所有するほか、ほとんどは重役用車や、重役用ハイヤーのような社用車、芸能やスポーツ選手、企業家などの[[ステータス]]シンボルという位置づけ。後部座席に座るような[[高級車]]や非常に[[走行性能]]、[[静粛性能]]の高い車種が多い。特にスポーツ選手は「体が資本」という考え方から、安全性に優れるとされる大型高級車に乗る人が多い。 [[メルセデス・ベンツ]]や[[BMW]]、[[ポルシェ]]などに代表される高級車ブランド各社の主軸車種が、富裕層をターゲットにしのぎを削る主戦場。
** ただし、アメリカ車のスポーツカーは5000cc以上は当たり前であり、[[シボレー・コルベット]]は5700ccクラス。[[ダッジ・バイパー]]に至っては8275ccである。
** また近年では3000ccちょうどの乗用車用エンジンが少なくなる傾向があり、それまで2500~3000ccクラスであった車が「2500~3500ccクラス」になってしまうケースも間々ある。(歴史の長い車としては([[トヨタ・マークII|マークII]]→)[[トヨタ・マークX|マークX]]、[[トヨタ・クラウン|クラウン]]、[[日産・スカイライン|スカイライン]]、[[日産・フェアレディZ|フェアレディZ]]などがある。)
 
* 貨物自動車(1・4ナンバー)においてはその車両重量や積載重量、課税額の算出方法が異なることなどから乗用車よりも遥かに大排気量のエンジンを搭載した車両は珍しくない。