削除された内容 追加された内容
Sorthime (会話 | 投稿記録)
m Nginxをnginxに訂正。ネットワークの機能をHTTPの機能から分離
12行目:
| 公式サイト = [http://www.nginx.org www.nginx.org]
}}
'''nginx'''(発音は「Engine-X」)は、オープンソースの[[Webサーバ]]であり、[[HTTP]], [[SMTP]], [[POP3]], [[IMAP]]の[[リバースプロキシ]]としても機能する。高い並行性と処理性能、メモリ使用量の小ささに重点を置いて開発されている。[[BSDライセンス|BSD-likeライセンス]]でリリースされている。
 
[[Unix系]]OS、[[Linux]]、[[BSDの子孫|BSD系]]OS、[[Mac OS X]]、[[Solaris]]、[[AIX]]、[[HP-UX]]、[[Microsoft Windows]]で動作する。
 
== 概要 ==
Nginxnginxは、静的コンテンツを配信する機能に加えて、各種の[[ウェブアプリケーション]]用インターフェース([[FastCGI]], [[uWSGI]], [[Phusion Passenger]]など)にも標準で対応しているので、動的な[[HTTP]]コンテンツをデプロイすることもできる。ソフトウェア[[サーバロードバランス|ロードバランサ]]として使用することもできる。<ref>[http://library.linode.com/web-servers/nginx/configuration/front-end-proxy-and-software-load-balancing Use Nginx for Proxy Services and Software Load Balancing], May 11th, 2010, by Sam Kleinman, Linode Library</ref>
 
[[Apache HTTP Server]]がリクエストの処理にデフォルトで[[スレッド (コンピュータ)|スレッド]]や[[プロセス]]指向のアプローチを用いている一方で、Nginxnginxは[[非同期]]の[[イベント駆動]]アプローチを用いている。イベント駆動によるアプローチは、高負荷下において、より予測可能なパフォーマンスを提供する。<ref>[http://library.linode.com/web-servers/nginx/configuration/basic Basic Nginx Configuration] by Sam Kleinman; August 21, 2010.</ref>
 
== 利用状況 ==
30行目:
[[OpenBSD]]は、リリース5.2(2012年11月)より、ベースシステムにnginxを取り入れた。これは、OpenBSDが提供するApache1.3のフォークを代替するものとして提供され、最終的にそれを置き換えることが意図されている。<ref name="openbsd_5.2">[http://www.openbsd.org/faq/upgrade52.html#nginx OpenBSD Upgrade Guide: 5.1 to 5.2], 2012/11/06 15:00:27 sthen</ref>
 
[[Wikipedia]]は、SSL終端プロキシとしてNginxnginxを使用している。<ref>{{cite web|url=http://wikitech.wikimedia.org/view/Https#SSL_termination |title=Wikitech: HTTPS |publisher=Wikitech.wikimedia.org |date=3 October 2011 |accessdate=3 December 2011}}</ref>
 
==機能と特徴==
{{advert|date=May 2013|section=1}}
 
=== ネットワーク機能 ===
* 10000以上の同時コネクション処理する能力
* [[負荷分散]](ロードバランサ)
* [[Transport Layer Security|TLS/SSL]]
** [[Server Name Indication]]
** [[OCSP]] stapling
* [[フォールトトレラント性]]
* [[IPv6]]サポート
* 同時コネクション数や頻繁なコネクションの制限
* 帯域制限
* IPアドレスベースの地理位置情報 (geolocation)
 
=== 主な基本HTTP機能 ===
* 10000以上の同時コネクションを処理する能力
* 静的ファイル・インデックスファイルの処理、自動インデクシング
* 名前ベースおよびIPアドレスベースの仮想サーバ
** 名前ベース
** IPアドレスベース
* [[FastCGI]], [[uWSGI]], [[SCGI]] サポート(キャッシュ機能あり)
* [[リバースプロキシ]](キャッシュ機能あり)
* [[負荷分散]](ロードバランサ)
* [[Transport Layer Security|SSL/TLS]] (with [[Server Name Indication|SNI]]、OCSP stapling) サポート
* [[フォールトトレラント性]]
* [[IPv6]]サポート
* [[gzip]]圧縮、事前gzip圧縮
* URL Rewrite
* 同時コネクション数や頻繁なコネクションの制限
* 帯域制限
* IPアドレスベースの地理位置情報 (geolocation)
* [[WebSocket]] および HTTP/1.1 Upgradeヘッダ<ref>{{cite web|url=http://trac.nginx.org/nginx/changeset/5073/nginx |title=Proxy: support for connection upgrade (101 Switching Protocols). |publisher=trac.nginx.org |date=19 February 2013 |accessdate=21 February 2013}}</ref>
* [[Flash Video|FLV]], [[MP4]]ストリーミング
62 ⟶ 68行目:
* [[Simple Mail Transfer Protocol|SMTP]]、[[Post Office Protocol|POP3]]、[[Internet Message Access Protocol|IMAP]]の[[プロキシ]]
* [[STARTTLS]]サポート
<!-- * SSL/TLSサポート →ネットワーク機能へ -->
 
=== その他の機能 ===