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[[戦国時代]]になると貴族や寺社によって守られた荘園制が崩れていく。それに代わり、「村」や「町」といった自治組織が各地に出現。自分達で掟を作り、独自の方法で集団を守っていた。一例として村を守るため、篠を村の入口や周辺に引いて
囲っていくことにより、村を擬似的に山林に見立てる。当時、『山林には神が宿る』と考えられていた為、村が、『聖なる場』となり譴責使(年貢を納めない農民に対して催促のために領主が派遣する使い)等、領主の権限で村に介入する余地がなくなり、いかなる領主であっても神の祟りを恐れ、入ってこなかったという。またこの時代の紛争では、略奪行為や人身売買は日常茶飯事だった。その為村人たちは、山や地下にシェルターを設けたり、村を要塞化したり、信頼できる領主の城に逃げ込む等して、村の食料や財産を守った。主な攻撃手段は投石である。<ref>[[タイムスクープハンター]](NHK総合1ch 2013年7月27日放送分「村を守れ!投石バトル」番組内説明</ref>