「九去法」の版間の差分

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この方法は[[電卓]]なしでもできるほど単純であるが、問題がないわけではない。九去法は整数や[[小数]]以外では使えず、[[分数]]や[[指数]]には使えない。また、もともとの計算結果が全くのでたらめであった場合に、九去法では偶然正しいと判定される可能性がある。また、九去法の過程で計算間違いをする可能性も当然ながら存在する。
 
電卓や[[コンピュータ]]の普及により、九去法は最近ではあまり使われなくなった。日本では[[安永]]4年([[1775年]])に出版された[[和算]]書『[[算法少女]]』の第八問に九去法が取り上げられている<ref>[[#小寺2009|小寺(2009)]]、附録19頁</ref>。この本によれば「[[阿波国|阿波]]の人が[[浪花]]にきてこの術〔九去法〕を十金で売っていた.好事家が争って求めていたという.」と解説されている<ref>[[#小寺2009|小寺(2009)]]、77-81頁</ref>。
 
== 例 ==