「らくらくスマートフォン2」の版間の差分

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[[らくらくスマートフォン]]の後継機種で、[[F-06E|ARROWS NX F-06E]]をベースとしたため大幅なスペックアップが図られている。
 
前年に発売されたらくらくスマートフォンのユーザーの声を基に調査・分析を行い、さまざまな改良が行われた<ref>[http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/14-1.html 「らくらくスマートフォン2」新発売] - 富士通株式会社 プレスリリース 2013年8月14日</ref>。
シニア向け端末ながらXiに対応しており、さらにクアッドコアCPUも搭載している。
 
触れたときと押したときの違いをしっかりと区別できる「らくらくタッチパネル」は新開発の[[集積回路|ICチップ]]の搭載によりパネルの押し込み度合いの検出精度を高めたほか、クアッドコアCPUや振動専用プロセッサの搭載により、押してから振動するまでの処理を高速化。これにより、従来よりも軽い押し込みで反応し、押し込んだ際の指への[[フィードバック]]の[[レスポンス]]が大幅に向上され、特にメール作成などで文字を連続打ちする時にもよりボタンに近い感覚で操作することができるようになった。本体を握る手や指が画面の端にかかってしまっても誤動作しない「うっかりタッチサポート」やタッチ操作で指が届きにくい場所でも指の角度を自動検知して入力できる「おまかせタッチ」はらくらくスマートフォンから継続搭載される。
らくらくスマートフォンのユーザーからの声を徹底的に調査・分析し、約600項目も及ぶユーザーインターフェイスの改善やタッチパネルの精度向上を図った他、メインディスプレイには、消費電力を最大50%削減するとともに、従来のRGB画素に「W(ホワイト)画素」を加えたことで最大輝度が900カンデラまで上がり、晴天日の屋外でも視認性が向上した次世代省電力液晶「WhiteMagic(ホワイトマジック)」を採用している。
 
ディスプレイは4.3インチに大型化するとともに、家電メーカー3社([[ソニー]]・[[東芝]]・[[日立製作所]])合弁で[[液晶ディスプレイ]]の事業を行う[[ジャパンディスプレイ]]が開発した次世代型省電力液晶「WhiteMagic(ホワイトマジック)」を採用。[[消費電力]]を最大約50%削減できると同時に、[[RGB]]画素にW(ホワイト)画素を加えたことで最大輝度を900[[カンデラ|cd]]に向上。晴れた日の屋外でも明るく見やすい表示することができる。また、年齢により色覚特性が変化しやすい青色をユーザーの年齢に合わせて識別しやすい配色に自動調整する機能も搭載する。
なお、先代機種と同じく'''Googleアカウントを利用しない'''形態を取っており、[[Google Play]]の利用は不可となっているが、ドコモから提供されるらくらくホン向けのアプリに限り追加可能となっている。
 
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聞き取りやすさを追求した基本機能も強化されており、「スーパーはっきりボイス」は相手の音質の影響で起こるこもり感やキンキン感も自動調整する「スーパーはっきりボイス4」に進化。併せて、大音量スピーカーを受話口と一体化したことでワンセグやラジオアプリの音声も聞き取りやすくなった。カメラ機能は既搭載の[[CMOSセンサー]]が裏面照射積層型の「[[Exmor]] RS for mobile」となり、インカメラの有効画素数を130万画素に向上。自分撮りでもきれいに撮影できるようになった。
 
[[ブラウザ]]は前機種同様、専用ブラウザを搭載しているが、新たにホーム画面上によく閲覧するサイトを「よく使う[[ブックマーク]]」に登録することができるようになり、登録したサイトはワンボタンで直接アクセスができるようになった。
 
本機種では前機種同様、初期設定時に'''Googleアカウントを利用しない(Googleアカウントの設定画面自体が無い)'''ため、[[Google Play]]からアプリをダウンロードすることができず、[[Gmail]]など[[Google]]社提供のアプリは利用できない。そのかわり、プリインストール済みアプリは実用性が高いアプリやゲームアプリなど42種類に増え、買ってすぐに使えるようになった。
 
その他、音声読み上げ機能は要望が多かったWebページの読み上げに対応したほか、読み上げを聞き逃しても側面のカメラボタンでもう一度読み上げることができるリピート読みにも対応。さらに、シニア向けスマートフォンでは珍しく超高速通信のLTE網「Xi(クロッシィ)」や豊富なコンテンツを提供・紹介する「dマーケット」にも対応した(本機では、前述のGoogle Playが使用できない関係上、「dアプリ&レビュー」のみ非対応となる)。
 
== 搭載アプリ ==