「列車種別」の版間の差分
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'''ライナー''' (''liner'') とは[[1970年代]]以降に用いられる列車種別であるが、一般に「[[特急形車両|(特急)専用車両]]を使用して特別な料金(設定会社により、[[特別急行券|特急券]]と[[乗車整理券]]とに分かれる)を徴して速達する列車」を指す場合が多い。なお、列車名として「○○ライナー」と称する[[快速列車]]なども存在するが本節では先に挙げた定義によるものとする。
初出としては[[京成電鉄]]が[[1973年]][[12月30日]]に運行を開始した[[京成AE形電車 (初代)|AE形車両]]に「[[スカイライナー]]」の愛称を与え、それを使用した最速達列車に与えたものとされる。なお、派生
なお、「イブニングライナー」は民鉄では初の通勤ライナーとされ、その後1992年運行開始の[[京浜急行電鉄]]の『京急ウィング号』、2008年運行開始の[[東武鉄道]][[東武東上本線|東上本線]]の『TJライナー』の登場となった。
しかし、[[1984年]]に[[日本国有鉄道|旧国鉄]]は増収策の一環および回送列車の有効活用として[[東北本線]][[上野駅]] - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]間で夕刻の特別急行回送列車に乗車整理券を発行し客扱いを行なったのが緒とされる[[ホームライナー]]は快速列車の延長とされ、東京・札幌など他の都市圏でも波及した。また、その継承会社である[[JR]]各社やそれから分離した[[しなの鉄道]]でも運行されるようになった。[[1999年]]に[[東海旅客鉄道]](JR東海)が[[中央本線]]で運行を開始した[[セントラルライナー]]はこの援用であるが、昼間時に運行される点で従来のそれと異なった運行展開を行っている。▼
また、[[名古屋鉄道]]では[[1991年]]から[[1993年]]までの[[正月]]参拝客輸送の際、「特急」より劣る車両・設備を使用した座席指定列車に「ライナー」の種別を使用していた。詳しくは[[名鉄特急#ライナー|名鉄特急]]を参照されたい。
▲しかし、[[1984年]]に[[日本国有鉄道|旧国鉄]]は増収策の一環および回送列車の有効活用として[[東北本線]][[上野駅]] - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]間で夕刻の特別急行回送列車に乗車整理券を発行し客扱いを行なったのが緒とされる[[ホームライナー]]は快速列車の延長とされ、東京・札幌など他の都市圏でも波及
なお、[[1999年]]から[[2013年]]まで[[東海旅客鉄道]](JR東海)が[[中央本線]]で運行を開始した[[セントラルライナー]]はこの援用であるが、昼間時に運行される点で従来のそれと異なった運行展開を行っていた。
;現在運行中の私鉄の通勤ライナー
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! colspan="2"|備考
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|rowspan="2"|[[京成電鉄]]||rowspan="2"|[[京成本線]]||[[イブニングライナー]]||京成上野 - 京成成田・成田空港||rowspan="2" style="text-align:center;"|[[京成AE形電車 (2代)|AE形]]||rowspan="2" style="text-align:right;"|400円||1984年|
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|[[モーニングライナー]]||成田空港・京成成田 - 京成上野||1985年|
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|[[京浜急行電鉄]]||[[京急本線]]||京急ウィング号||品川 - 京急久里浜・三崎口||style="text-align:center;"|[[京急2100形|2100形]]|| style="text-align:right;"|200円||1992年||夕方の京急久里浜・三崎口行きのみ運転||土曜日・休日運休(未設定)
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