「バイオガス」の版間の差分

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== 被処理物 ==
発酵によるバイオガス化には、有機乾物の含有比率が5~-15%の間で、かつ炭素と窒素の比率が20:1から40:1の間の廃棄物が適する。具体的には家畜糞尿、食品残滓、下水汚泥などが該当する。これらに対し、刈り草や木くずは好気性発酵による堆肥化が適する。
 
家畜糞尿のうち、[[ブタ]]の糞尿は、消化管が短いことから未消化[[脂肪]]など発酵に適した有機物に富むが、水分比率が高すぎる欠点がある。[[ウシ]]の糞尿は、[[反芻]]による高い消化能力により栄養分は利用しつくされているが、有機乾物の含有比率は発酵に適している。[[ニワトリ]]の糞尿は、消化能力の悪さから栄養分が豊富に残っているが、乾物の比率が高すぎる欠点がある。これらを混合することにより欠点を補うことができるが、酪農家の専門化により単一の家畜の糞尿を処理する傾向がある。家畜に投与される[[抗生物質]]や、畜舎に散布される[[殺菌剤 (農薬その他)|殺菌剤]]は発酵の阻害要因となる<ref>『バイオガス実用技術』p31-39</ref>。
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